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2002年4月~2005年3月:『中世思想研究』第47号掲載

このページの目次

 

この目録について 目録1 単行本 目録2 翻訳 目録3 研究論文 目録4 書評

 

この目録について

このページの目録は2003年4月より2005年3月までのものですが,一部例外があります。また目録の内容は『中世思想研究』の47号(2005年)に掲載されたものを基に作成されています。

ギリシア語はすべてローマ字に変換してあります。また,Web上に掲載するために一部表記が『中世思想研究』に掲載されているものと異なる場合があります。

目録

1 単行本

中世関係文献目録:単行本

著書名 書名 出版社 発行年
金井寿男 西洋思想の源泉と展開 ―ホメロスからトマス・アクィナスまで― 黒船出版 04.3
金子晴勇 アウグスティヌスとその時代 知泉書館 04. 11
川添信介 水とワイン -西欧13世紀における哲学の諸概念 京都大学学術出版会 04.2
桑原直己 トマス・アクィナスにおける「愛」と「正義」 知泉書館 05.2
近藤恒一 ペトラルカ -生涯と文学 岩波書店 02. 12
坂口昂吉 聖ベネディクトゥス -危機に立つ教師- 南窓社 03. 7
佐々木亘 トマス・アクィナスの人間論 -個としての人間の超越性- 知泉書館 05.1
薗田坦 クザーヌスと近世哲学 創文社 03.9
富松保文 アウグスティヌス 日本放送出版協会 03.11
水垣渉・小高毅編著 キリスト論論争史 日本キリスト教団出版局 03. 7
宮本久雄 存在の季節 -ハヤトロギア(ヘブライ的存在論)に誕生- 知泉書館 02. 11
宮本久雄 Hayatologie Shinseisha 03.
宮本久雄 愛の言語の誕生 -ニュッサのグレゴリオスの雅歌講話を手がかりに- 新世社 04. 7
宮本久雄 恨と十字架 新世社 05. 3
八木雄二 「ただ一人」生きる思想 -ヨーロッパ思想の源流から- 筑摩書房 04.11
山内志朗 ライプニッツ NHK出版 03.1
八巻和彦・矢内義顕共編 境界に立つクザーヌス 知泉書館 02.8
依田義右 近世人間中心思想史 -デカルトからヘーゲルへの道- 晃洋書房 04. 4
K・リーゼンフーバー 中世思想史 平凡社ライブラリー 03.12
K・リーゼンフーバー(監修) 14世紀後半から16世紀前半における教父思想の復興 科研費研究成果報告書 03.3
K・リーゼンフーバー(監修) 中世後期からルネサンスに至る「言葉」理解 ―形而上学から人文主義へ― 科研費研究成果報告書 05.3
K・リーゼンフーバー(監修) 「女性の神秘家」 中世思想原典集成第15巻・平凡社 02.4
K・リーゼンフーバー(監修) 「シャルトル学派」 中世思想原典集成第8巻・平凡社 02.9
K・リーゼンフーバー(監修) W・バンガート イエズス会の歴史 原書房 04.12

:坂口昂吉氏の「昂」は本来,異字体で表記されるべきものです.フォント表示の問題で勝手ながら「昂」を使わせていただきました.

 

2 翻訳

中世関係文献目録:翻訳

著者名 書名 訳者 出版社 発行年
アウグステイヌス 神を見ること、あるいは手紙147 菊地伸二 アウグステイヌス著作集27・倫理論集 教文館 03.1
アウグステイヌス 禁欲 今義博 アウグスティヌス著作集27・倫理論集 教文館 03.1
アエギディウス・ロマヌス 哲学者たちの誤り 第1章 アリストテレス第1節と第8節および校訂者注18 高岡尚訳 紀要45通巻64・札幌女子短期大学部 05.3
アニク・シャルル=サジェ 新プラトン主義における悪-プロティノスの思想の諸逆説- 堀江聡訳 新プラトン主義研究2・新プラトン主義協会 02.12
アラヌス・アブ・インスリス アンティクラウディアヌス 秋山学・大谷啓治 中世思想原典集成8・平凡社 02.9
M. H. ヴィーケル 中世修道院の世界-使徒の模倣者たち- 朝倉文市訳(共訳) 八坂書房 04.9
エックハルト ラテン語著作集第2巻(出エジプト記註解、知恵の書註解) 中山善樹 知泉書館 04.6
オッカム オッカム『大論理学』註解V 渋谷克美 創文社 03.8
オッカム スコトゥス「個体化の理論」への批判(『センテンチア註解』L.I,D.2,Q.6) 渋谷克美 知泉書館 04.5
E. ガレン ルネサンスの教育-人間と学芸との革新 近藤恒一訳 知泉書館 02.12
H・クラフト キリスト教教父事典 秋山学 荒井洋一 鎌田伊知郎 久山道彦 出村みや子 土井健司 武藤慎一 山崎裕子 山田望 (監修)泉治典 水垣渉 教文館 02.5
アラスのクラレンバルドゥス 創世記についての小論考 須藤和夫訳 中世思想原典集成8・平凡社 02.9
クリストファ・ドウソン 現代社会とキリスト教文化 朝倉文市(共訳) 青鞜社 03.3
クリストファ・ド・ハメル 聖書の歴史図鑑 朝倉文市(共訳) 東洋書林 04.1
ニュッサのグレゴリオス キリスト者の生のかたち 谷隆一郎・藤島理恵共訳 エイコーン25・新世社 02.7
ニュッサのグレゴリオス 聖なる三位一体について 谷隆一郎・藤島理恵共訳 エイコーン27・新世社 03.7
砂漠の師父たち 砂漠の師父の言葉 谷隆一郎・岩倉さやか共訳 知泉書館 04.4
ヨハネス・タウラー タウラー説教集 田島照久 創文社 04.4
ダマスキオス 第一の諸始原についてのアポリアと解 第1巻第1部(R.I, 1-18) 堀江聡訳 慶應義塾大学・言語文化研究所紀要34 02.12
ダマスキオス 第一の諸始原についてのアポリアと解 第1巻第2部(R.I, 18-30) 堀江聡訳 文科省科研費・基盤研究B報告書 03.3
ダマスキオス 第一の諸始原についてのアポリアと解 第1巻第2部(R.I, 30-41) 堀江聡訳 慶應義塾大学日吉紀要 人文科学18 03.5
ダマスキオス 第一の諸始原についてのアポリアと解 第1巻第3部(R.I, 41-66) 堀江聡訳 慶應義塾大学・言語文化研究所紀要35 03.12
ダマスキオス 第一の諸始原についてのアポリアと解 第1巻第4部(R.I, 66-86) 堀江聡訳 慶應義塾大学日吉紀要 人文科学19 04.5
チェスタートン 英国小史 朝倉文市(共訳) 年報25 02.3
チェスタートン 英国小史8,9章 朝倉文市(共訳) 年報26 03.3
トマス・アクィナス 神学大全 41 稲垣良典訳 創文社 02.12
トマス・アクィナス 神学大全 42 稲垣良典訳 創文社 03.12
トマス・アクィナス 神学大全 43 稲垣良典訳 創文社 05.2
ニケフォロス 確固たる助けに満ちた心の覚醒と監視についての章 大森正樹 エイコーン30・新世社 04.12
ハーゲマン 『キリスト教とイスラーム』 八巻和彦・矢内義顕(共訳) 知泉書館 03.6
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン スキヴィアス(道を知れ)第2部 佐藤直子訳 中世思想原典集成15・平凡社 02.4
フィラデルフィアの聖テオレープトス キリストのうちに隠された働きを明らかにし、修道聖願によって生じる労苦を簡略に示す書 大森正樹 エイコーン29・新世社 04.7
ベルナルドゥス・シルウェストリス コスモグラフィア(世界形状誌) 秋山学 中世思想原典集成8・平凡社 02.9
証聖者マクシモス 神学と受肉の摂理とについて,第一の百の断章 谷隆一郎訳 エイコーン27・新世社 03.7
ミシェル・ファッタル プロティノスにおける美と形而上学-神々から到来した”ロゴス”の役割- 堀江聡訳 新プラトン主義研究3・新プラトン主義協会 04.1
J・ルクレール 修道院文化入門―学問への愛と神への希求 神埼忠昭・矢内義顕共訳 知泉書館 04.10
作者不詳 アラビア語版 アリストテレスの神学 序文・問題一覧 堀江聡(共訳) 慶應義塾大学日吉紀要 人文科学17 02.5
作者不詳 アラビア語版 神学論攷 堀江聡訳 慶應義塾大学日吉紀要 人文科学17 02.5
作者不詳 ペトルス・ニコラウス羅訳 アリストテレスの神学 第一章・第二章 堀江聡 『西洋精神史における言語観の変遷』 慶應義塾大学言語文化研究所 04.3
作者不詳 ペトルス・ニコラウス羅訳 アリストテレスの神学 第三章・第四章 堀江聡 慶應義塾大学日吉紀要 人文科学20 05

 

3 研究論文

中世関係文献目録:研究論文

著書名 題目 雑誌名 出版社・大学等 発行年
秋山学 「神化」と「即身成仏」─東方キリスト教神学から見た密教思想─ エイコーン25 新世社 02.7
秋山学 著者コメント─秋山学著『教父と古典解釈─予型論の射程─』 中世思想研究44 中世哲学会 02.9
秋山学 ラテン文化圏における東方的知 中世思想研究45 創文社 03.9
秋山学 ギリシア教父と般若思想 (紀要)文藝言語研究 文藝篇44 筑波大学文芸・言語学系 03.10
秋山学 アレクサンドリアのクレメンスにおける「覚知者」(gnostikos)の本質 エイコーン28 新世社 03.12
秋山学 アレクサンドリアのクレメンス『パイダゴーゴス』研究─コルプスにおける位置づけをめぐって─ (紀要)文藝言語研究 文藝篇46 筑波大学大学院人文社会科学研究科文芸・言語専攻 04.10
秋山学 「東方カノン法」の世界へ─ポーランド・クラクフを通しての法比較論的断想─ (学術誌) 比較文化研究創刊号 筑波大学比較文化学類 05.3
浅井太郎 アウグスティヌスにおける属性の交用 日本カトリック神学会誌15 日本カトリック神学会 04.8
朝倉文市 荒野と修道院そして巡礼 年報25 ノートルダム清心女子大学キリスト教文化研究所 03.3
朝倉文市 クリューニー=シトー論争についての覚え書 年報26 ノートルダム清心女子大学キリスト教文化研究所 04.3
朝倉文市 中世における人間論について 私たちの人間論 大学教育出版 04.4
荒井洋一 淵が淵を呼ぶ -告白13・13・14- パトリスティカ7 教父研究会 03.5
荒井洋一 アウグスティヌスの詩篇注解76(1)-83(17)における叫びの用法について 東京学芸大学紀要2-55 東京学芸大学 04.2
飯塚知敬 トマスにおける創造論と事物の目的について 新プラトン主義研究1 新プラトン主義協会 02.8
飯塚知敬 ペルソナとヒュポスタシスの一考察 -トマス・アクィナス 『能力論』q.9,a.1‐2- 長崎大学教育学部紀要 人文科学68 長崎大学教育学部 04.3
飯塚知敬 ペルソナと関係の一考察 -トマス・アクィナス 『能力論』q.9,a.3-4- 長崎大学教育学部紀要 人文科学69 長崎大学教育学部 04.6
井上淳 トマス・アクィナスにおける対話としての五つの道 日本カトリック神学会誌14 日本カトリック神学会 03.7
井上淳 トマス・アクィナスにおける分離した魂の認識 ―『定期討論集 デ・アニマ』第十四問題「人間の魂の不死性について」―翻訳と註解 南山神学28 南山大学 05.2
上枝美典 分析的トミズムのエッセ批判について 中世思想研究44 中世哲学会 02.9
上枝美典 トマス・アクィナスにおける認識的正当化と真理 中世思想研究44 中世哲学会 04.9
上枝美典 アクィナスにおける認識的正当化について 福岡大学研究部論集 A:人文科学編 4-5 福岡大学 04.9
江口克彦 アルベルトゥス・マグヌスにおける哲学的観照の意義 中世思想研究45 中世哲学会 03.11
大森正樹 祈りの系譜(七)―ヨアンネス・クリマクス(1) エイコーン25 新世社 02.7
大森正樹 祈りの系譜(八)-ヨアンネス・クリマクス(2) エイコーン26 新世社 02.12
大森正樹 教父による新プラトン主義的用語受容の研究 序説-人間神化と「エンヒュポスタトン」 プラトン主義の伝統における継承と変容-思想の時代超越性と時代依存性の研究- 科研費研究成果報告書 03.3
大森正樹 祈りの系譜(九)―ヨアンネス・クリマクス-ヘーシュキアの極みに向けて― エイコーン27 新世社 03.7
大森正樹 新神学者シメオンとその神秘体験―『教理講話』を読む― エイコーン28 新世社 03.12
大森正樹 パラマスによる擬ディオニュシオス解釈の一断面 ― ディオニュシオス『スコリア』援用の問題 中世哲学研究23 京都大学 04.11
大森正樹 神の本質の把握不可能性について―東方教父とトマス・アクィナスの解釈― 南山神学28 南山大学 05.2
大山悟 神の恵みと人間 大神学院紀要17 福岡サン・スルピス大神学院 03. 2
岡部由紀子 真理観の転回-アウグスティヌス懐疑論批判の射程 パトリスティカ-教父研究7 教父研究会 03.5
岡部由紀子 Veritatem facere – 『告白 Confessiones 』第十巻の真理論 中世哲学研究23 京大中世哲学研究会 04.11
荻野弘之 「至福の生」の記憶—-アウグスティヌスにおける「真理の倫理学」の可能性 哲学雑誌118巻790号 哲学会編(有斐閣) 03.9
小原琢 トマスにおける分離霊魂の認識仕方について-praeter naturam としての modus cognoscendi- 中世哲学研究22 京大中世哲学研究会 03.11
加藤雅人 西洋後期中世哲学におけるesseの意味論 平成11-14年度科研費報告書(基盤研究(C)(2))課題番号11610011研究代表者:加藤雅人(1999-2002)・山本幾生(2002-2003) 03.3
加藤雅人 トマス・アクィナスにおけるエッセの意味論 哲学54 日本哲学会 03.4
加藤雅人 トマス・アクィナスにおける「意味論的二区分」:予備的考察 中世哲学研究22 京大中世哲学研究会 03.9
Kato, Masato Henry of Ghent on the Semantics of Being The Low Countries: a Crossroads in the Middle Ages and the Renaissance ed. by Y.Wada Kansai University Press 04.8
加藤雅人 意味論の内と外―トマス・アクィナス «esse» «significare» 中世思想研究46 中世哲学会 04.9
金子晴勇 古代キリスト教の自然観 池田義昭編「自然概念の哲学的変遷」 世界思想社 03.10
上村直樹 自己知と「生において」の学知─アウグスティヌス『秩序について』研究敍論 中世哲学研究21 京大中世哲学研究会 02.11
上村直樹 魂のはたらきとしての七階梯の上昇─アウグスティヌス『魂の大いさ』における魂論 哲学誌45 東京都立大学哲学会 03.3
上村直樹 魂の階梯論における聖書解釈─アウグスティヌス『マニ教徒に対する創世記註解』研究敍論 パトリスティカ9 教父研究会 05.3
川崎千里 アウグスティヌスの神認識における視覚表現について 中世思想研究44 中世哲学会 02. 9
川添信介 トマス・アクィナスにおける確実性について 哲学研究573 京都哲学会 02.4
川添信介 水とワイン–スコラ神学者の<哲学> 哲学研究574 京都哲学会 02.10
川添信介 トマス・アクィナスと無知の知 アルケー11 関西哲学会 03.2
菊地伸二 アウグステイヌスと新プラトン主義―『告白録』第7巻を中心に 新プラトン主義研究2 新プラトン主義協会 02.12
菊地伸二 摂理と自由をめぐる問題ーアウグステイヌスとボエテイウスの場合 平安女学院大学研究年報3 平安女学院大学 03.3
菊地伸二 セラピューテイックな恩恵ーアウグステイヌス『恩恵と自由意志』における恩恵理解 平安女学院大学研究年報4 平安女学院大学 04.3
菊地伸二 魂の配慮-大グレゴリウス『牧会規定』を中心に キリスト教教育論集12 日本キリスト教教育学会 04.5
菊地伸二 コプルストン『哲学史』にみる哲学史観-その時代区分に焦点をあてて 西洋哲学史観と時代区分 昭和堂 04.10
楠本真三 ルターの隠れた神と隠されたキリスト者について-ロマ書講義,ヘブル書講義,ハイデルベルグ討論をテクストとして- 哲学24 関西大学哲学会 04.3
桑原直己 自然本性の自己超越-トマス・アクィナスにおける人間観の骨格- 哲学・思想論集28 筑波大学哲学・思想学系 03.3
桑原直己 トマス・アクィナスにおける「兄弟的矯正 correctio fraterna」について 哲学・思想論集29 筑波大学哲学・思想学系 04.3
桑原直己 トマス・アクィナスにおける「説教 praedicatio」の意味について 倫理学20 筑波大学倫理学研究会編 04.3
桑原直己 ニケタス・ステタトスの霊性観について エイコーン30 東方キリスト教学会編(新世社) 04.12
桑原直己 『神学大全』における「神の像」について 哲学・思想論集30 筑波大学哲学・思想学系 05.3
河野一典 時間の形而上学―アウグスティヌス『告白』第十一巻再考― 鹿児島純心女子短期大学研究紀要34 鹿児島純心女子短期大学 04.1
小林剛 トマス・アクィナスの「第一の道」における運動について 哲学論集31 上智哲学会 02.10
小林剛 仮説と不可滅性―トマス・アクィナスの天体論― 哲学55 日本哲学会 04.4
小林剛 アルベルトゥス・マグヌスの視覚論 中世哲学研究23 京大中世哲学研究会 04.11
小松真理子 中世ルネサンスの医学と自然誌 「 生命科学の近現代史」 頚草書房 02.10
今義博 エリウゲナのコギトー 中世哲学研究21 京大中世哲学研究会 02.11
今義博 因果性少考ーーエリウゲナにおける新プラトン主義的要素の研究 山梨大学教育人間科学部研究報告第3卷2号 03.2
今義博 エリウゲナの自然本性(ピュシス/ナートゥーラ) 自然概念の哲学的変遷 世界思想社 03.10
今義博 エリウゲナにおける創造概念の脱構築 山梨大学教育人間科学部研究報告第6卷2号 05.3
今義博 エリウゲナにおける動と静 パトリスティカ9 教父研究会 05.3
堺正憲 徳について―アウグスティヌスとトマス・アクィナスの場合―(研究発表要旨) 西日本哲学年報10 西日本哲学会 02.10
堺正憲 精神の自己認識について―アウグスティヌス『三位一体論』第8-10巻に基づいて― 中世哲学研究21 京大中世哲学研究会 02.11
堺正憲 アウグスティヌス『三位一体論』第8巻から第11巻までに関する一所見 中世哲学研究22 京大中世哲学研究会 03.11
堺正憲 知恵と知識―アウグスティヌス『三位一体論』第12巻-第14巻― 中世哲学研究23 京大中世哲学研究会 04.11
佐々木徹 サン・ヴィクトルのリカルドゥスの三位一体論 茨城キリスト教大学紀要36 茨城キリスト教大学 02.12
佐々木徹 聖アンセルムスにおける神学的理性 茨城キリスト教大学紀要37 茨城キリスト教大学 03.12
佐々木徹 神の存在-聖アンセルムスの所論をめぐって- 茨城キリスト教大学紀要38 茨城キリスト教大学 04.12
佐々木亘 「トマス・アクィナスにおける正義と究極目的―正義の超越性をめぐって―」 経済社会学会年報24 経済学史学会 02.10
佐々木亘 “imago”の表出性と美-トマス・アクィナスにおける美の認識に関する一考察-(共著者・佐々木恵子) 鹿児島純心女子短期大学研究紀要33 鹿児島純心女子短期大学 03.1
佐々木亘 宗教多元主義の射程と問題点 西日本宗教学雑誌25 西日本宗教学会 03.3
佐々木亘 共同善としての食-トマス・アクィナスの共同善思想を手がかりにして- 日本カトリック神学会誌14 日本カトリック神学会 03.7
佐々木亘 “imago”の表現としての共同体―トマス・アクィナスにおける人間論の展望― 中世哲学研究22 京大中世哲学研究会 03.11
佐々木亘 所有とは何か-トマス・アクィナスの所有権論をめぐって- 経済社会学会年報26 経済社会学会 04.10
佐々木亘 他者とは何か-トマス・アクィナスにおける正義論の視点- いしぶみ 鹿児島哲学会 04.12
佐々木亘 美としての超越性-トマス・アクィナスにおける“imago”の超越性について-(共著者・佐々木恵子) 鹿児島純心女子短期大学研究紀要35 鹿児島純心女子短期大学 05.1
佐々木亘 現代におけるミッションの可能性-トマス・アクィナスの人間理解とともに-」(共著者・頭島光) 鹿児島純心女子短期大学研究紀要35 鹿児島純心女子短期大学 05.1
佐藤直子 Cusanus’ Epistemology in “Idiota de note” Nicholas of Cusa – a Medival Thinker for the Modern Age Curzon 02.02
佐藤直子 クザーヌスによる偽ディオニュシオス受容-知ある無知を中心に- 哲学科紀要29 上智大学文学部哲学科 03.3
佐藤直子 クザーヌスとヴュンクの知と言葉-両者の論争をめぐって- 哲学科紀要31 上智大学文学部哲学科 05.3
渋谷克美 オッカムの代示(suppositio)の理論と誤謬論 創文462 創文社 04.3
Takashi Shogimen Marsilius of Padua and Ogyu Sorai: Community and Language in the Political Discourse in Medieval Europe and Tokugawa Japan The Review of Politics 64.3 02 (summer)
将基面貴巳 ウィリアム・オッカムにおけるキリスト教的連帯の理念 法学研究76.12 慶應義塾大学 03.12
将基面貴巳 政治思想史から見たリーダーシップと公共性 公共哲学・第14巻リーダーシップから考える公共性 東京大学出版会 04.10
杉崎泰一郎 Cluny and the Seculanr Society in the Twelfth Century 中央大学文学部紀要史学科 中央大学文学部 04.3
須沢かおり エディット・シュタインの”Unterwegs ad orientem”に関する一考察 カトリック研究71 上智大学神学会 02.8
須沢かおり Ever-present Events: The Revelation on Mount Sinai in Rabbinic Judaism, the Day of the Primordial Covenant in Sufism, and the Enlightenment of Shakamuni Buddha in Zen Buddhism 紀要文化学編27 ノートルダム清心女子大学 03.3
須沢かおり エディット・シュタインの神探求の道程ーアビラのテレサとの邂逅とその影響 キリスト教文化研究所年報XXV ノートルダム清心女子大学 03.3
須沢かおり “Unterwegs ad orientem”: Das letzte Zuegnis Edith Steins Edith Stein Themen Bezuge Dokumente Verlag Königshausen & Neumann 03.11
須沢かおり “As No Human Tongue Can Speak and No Human Ear Can Hear” :Aspects of “Revelation” in Rabbinic Judaism, Sufism, and Zen Buddhism 紀要文化学編 ノートルダム清心女子大学28 04.3
須沢かおり エディット・シュタインにおける現象学的思惟の展開 キリスト教文化研究所年報XXVI ノートルダム清心女子大学 04.3
須沢かおり 人間を探し求める神・神を探し求める人間?キリスト教的人間論の基底 ノートルダム清心女子大学キリスト教文化研究所編「私たちの人間論」 大学教育出版 03.3
須沢かおり Once and for All -yet Forever Unfolding: Rabbinic Commentaries on the Revelation on Mount Sinai in the Light of Sufi and Zen Buddhist Texts 紀要文化学編 ノートルダム清心女子大学29 05.3
周藤多紀 魂の諸能力の協働-トマス・アクィナスの認識論の一断面- 中世哲学研究22 京大中世哲学研究会 03.11
周藤多紀 徳と認識-トマス・アクィナスにおける親和性による認識- 哲学研究577 京都哲学会 04.4
Taki Suto Boethius on Language and Mind: For a Study of Boethius’ Commentary on Peri hermeneias 人文知の新たな総合に向けて:第二回報告書II[哲学篇1] 京都大学大学院文学研究科21世紀COEプログラム「グローバル化時代の多元的人文学の拠点形成」 04.3
Taki Suto Virtue and Knowledge: Connatural Knowledge according to Thomas Aquinas The Review of Metaphysics 58 The Catholic University of America 04.9
薗田坦 シンポジウム提題〈神〉なき神の探究 中世思想研究44 中世哲学会 02.9
高橋淳友 光としての知性-エックハルトにおける能動知性の意味- 哲学54 広島哲学会 02.3
高橋淳友 エックハルトにおける intellectus adeptus-エックハルトとトマス・アクィナスにおけるすべてのものを 照らす光 中世思想研究44 中世哲学会 02.9
高橋淳友 ヨハネ福音書注解に見られるエックハルトの恩寵観-比類的なものから同名同義的なものへ- シンポジオン48 広島大学文学部哲学教室 03.3
高橋淳友 トマスとintellectus adeptus 哲学56 広島哲学会 04.10
田島照久 ドイツ神秘思想の経歴と現代への寄与 岩波 講座宗教 4 岩波書店 04.4
谷隆一郎 自己存在と悪の問題 西日本宗教学雑誌25 西日本宗教学会 03.3
谷隆一郎 存在の現成のダイナミズム-受肉・神人生の教理と愛智との関わり- パトリスティカ7 新世社 03.5
谷隆一郎 無化と超越-ニヒリズムの超克とその動的なかたち- 哲学年報63 九州大学 04.3
谷隆一郎 自然・本性の変容と身体性-証聖者マクモシス研究(1)- エイコーン29 新世社 04.7
谷隆一郎 人間と神化の問題-証聖者マクモシスにおける自然・本性のダイナミズムをめぐって- 「自然法と文化」 創文社 04.7
谷隆一郎 情念と自己変容-証聖者マクモシスを中心として- ノートルダム清心女子大学紀要 ノートルダム清心女子大学 05.5
土橋茂樹 ニュッサのグレゴリオスと擬マカリオス-De instituto christianoEpistola magna をめぐる序説的概説- エイコーン28 新世社 03.12
土橋茂樹 擬マカリオスにおける祈りの意義 人文研紀要52 中央大学人文科学研究所 04.10
土橋茂樹 マカリオス文書における plerophoria 概念の意義-信仰の真理性に関して4世紀東方教父は何を語り得たのか- 中世哲学研究23 京大中世哲学研究会 04.11
中川純男 超越性と可能性-中世におけるアリストテレスの受容 『論集 近現代社会と古典』平成10年度~14年度文部科学省科学研究費補助金 特定領域研究(A)118「古典学の再構築」研究成果報告集VIII 03
中川純男 意味と指示―トマス『真理論』から 『西洋精神史における言語観の変遷』 慶應義塾大学言語文化研究所 04
長倉久子 ESSENTIA-ESSE-ENS:エッセと日本語(1) 『アカデミア』人文・社会科学編78 南山大学 04.1
長倉久子 生成する自然の究極的根拠を求めて:エッセと日本語(2-1) 『アカデミア』人文・社会科学編79 南山大学 04.6
永嶋哲也 一致の原理と区別のための諸状態 ── アバエラルドゥスの status と実在論者の status ── 中世思想研究45 中世哲学会 03.9
永嶋哲也 愛の発明と個の誕生 ── 思想史的な観点から ── 比較思想史論輯6 比較思想史学会福岡支部 04.3
長町裕司 Quasi stella matutina in medio nebulae…(霧の只中の明けの明星のように) ― マイスター・エックハルトの言語理解に寄せて ― 平成15~16年度科学研究費補助金(基礎研究(B)(2))研究成果報告書:中世後期からルネッサンスに至る「言葉」理解 ― 形而上学から人文主義へ ―(研究課題番号 15320004) 上智大学中世思想研究所 05.3
中山善樹 エックハルトの神名論をめぐる若干の考察 文化学年報 同志社大学文化学会 03.3
樋笠勝士 九鬼周造とキリスト教 総合文化研究所年報11 青山女子短期大学 03.12
樋笠勝士 アウグスティヌスの「記号論」 パトリスティカ8 教父研究会 04.3
樋笠勝士 アウグスティヌスにおける「記号論」の問題-『教師論』及び『キリスト教の教え』におけるコミュニケーション論的志向性について- 中世思想研究46 中世哲学会 04.9
樋笠勝士 「美的経験」とは何かーアウグスティヌスにおける「美的経験」の両義的価値 哲学論集33 上智大学哲学会 04.10
樋笠勝士 詩的言語のロゴス性 哲学科紀要31 上智大学哲学科 05.3
久松英二 ビザンツの静寂主義的修道制における「修行」の意義 「キリスト教修道制―周縁性と社会性の狭間で」 Sophia University Press 03.4
久松英二 「いけにえの現在化」としての聖体祭儀―教理化に至までの議論 神戸海星女子学院大学研究紀要43 05.3
福田誠二 ヨハネス・ドゥンス・スコトゥスの受肉の理解について 清泉女子大学キリスト教文化研究所年報11 清泉女子大学 03.3
福田誠二 ヨハネス・ドゥンス・スコトゥスの神学概念について 日本カトリック神学会誌14 日本カトリック神学会 03.7
福田誠二 ヨハネス・ドゥンス・スコトゥスの自由の理解について 清泉女子大学キリスト教文化研究所年報12 清泉女子大学 04.3
福田誠二 ヨハネス・ドゥンス・スコトゥスの愛の概念について 日本カトリック神学会誌15 日本カトリック神学会 04.8
福田誠二 フランシスカニズムにおける霊性―ペルソナとしての人間観 人間学紀要 上智大学上智人間学会 04.12
福田誠二 ヨハネス・ドゥンス・スコトゥスの予定説について 清泉女子大学キリスト教文化研究所年報13 清泉女子大学 05.3
藤本温 Aquinas on Intentionality, Spirituality and Immateriality 佐世保工業高等専門学校研究報告39 02.12
藤本温 トマス・アクィナスと二重結果理論-ST.,2-2,Q.64, A.7- 中世哲学研究22 京大中世哲学研究会 03.11
藤本温 媒体における形象と『原因論』-十三世紀スコラ学における知覚論- 新プラトン主義研究3 新プラトン主義協会 04.1
里野泰昭 三位一体について(On Holy Trinty) カトリック研究所論集7 仙台白百合女子大学カトリック研究所 03.3
里野泰昭 天地創造について(On Creation-The Holy Bible, Greek Thinking and Buddhism) カトリック研究所論集8 仙台白百合女子大学カトリック研究所 04.3
里野泰昭 神を敬う人の死は神の前に尊い-仏教とキリスト教の苦の理解について(The Death of pious Person is precious to God -The Meaning of Suffering in Buddhism and Christian Faith) カトリック研究所論集9 仙台白百合女子大学カトリック研究所 05.3
里野泰昭 多神教・汎神論・無神論そして一神教 (Polytheism, Pantheism, Atheism and Monotheism) カトリック研究所論集9 仙台白百合女子大学カトリック研究所 05.3
堀江聡 『アリストテレスの神学』から古代末期の始原論への遡源 中世思想研究45 中世哲学会 03.9
堀江聡 ダマスキオスの「語りえないもの」 (慶應義塾大学言語文化研究所紀要36+加筆修正版のWeb形式出版 http://wwwsoc.nii.ac.jp/gps/Ronshu/2005_3.pdf) 05.03
松崎一平 アウグスティヌスの占星術批判‐『告白』第7巻第6章を中心に‐ 「プラトン主義の伝統における継承と発展‐思想の時代超越性と時代依存性の研究‐」 平成11~14年度科学研究費補助金〔基盤研究(B)(1)〕研究成果報告書 03.3
松崎一平 三八六年八月、ミラノのある部屋‐アウグスティヌス『告白』第八巻第六章‐ とい24 グループ帆編 05.1
松根伸治 実践知と意志の弱さ─トマス・アクィナスの無抑制論─ 哲学研究575 京都哲学会 03.4
松根伸治 トマスにおける実践知の構造─思慮と行為の重層性─ 中世思想研究45 中世哲学会 03.9
松根伸治 人間の弱さをどう語るか─トマス・アクィナスの罪の議論から─ 宮谷宣史編「悪の意味─キリスト教の視点から」 新教出版社 04.6
松根伸治 トマス・アクィナスのsynderesis論 神学研究52 関西学院大学神学研究会 05.3
水垣渉 あるとあらしめるについて-キリスト教思想を理解する一つの試み- 途上25 キリスト教と思想研究会 03.4
水田英実 アウグスティヌス『神の国』にみる危機認識 「危機をめぐる歴史学」 刀水書房 02.8
水田英実 中世ヨーロッパの多元的理解は可能か-宗教多元論の成立可能性- 「中世ヨーロッパ文化における多元性」 渓水社 02.8
水田英実 中世哲学と現代 -<神>なき神 中世思想研究44 中世哲学会 02.9
水田英実 多文化共生の観点からみた西欧中世の宗教理解-ノリッジのジュリアンの場合- 「中世ヨーロッパと多文化共生」 渓水社 03.9
水田英実 最初の小さな誤り(parvus error in pincipio) 比較論理学研究1 比較論理学プロジェクト研究センター 04.2
水田英実 サクラ・ドクトリーナとフマニタス研究-神学・哲学・人間学- シンポジオン49 広島大学文学研究科哲学研究室 04.3
水田英実 中世の<旅する人>-天のエルサレムと地のエルサレム- 「中世ヨーロッパの時空間移動」 渓水社 04.9
水田英実 トマス・アクィナスによる異文化理解-信仰の真理と理性の真理の一致 中世思想研究46 中世哲学会 04.9
水田英実 『分析論後書注解』におけるトマス・アクィナスの知識論-Expositio Libri Posteriorum, lib.1, lect.1 による- 比較論理学研究2 比較論理学プロジェクト研究センター 05.2
三谷鳩子 トマスの命題集註解における似像の定義 文化66,1/2 東北大学文学会 02.9
宮川俊行 ヒト初期胚の道徳的身分を巡って-トマス主義倫理学的考察- 社会と倫理17 南山大学社会倫理研究所 01.12
宮川俊行 聖書霊感の神学的考察 大神学院紀要16 福岡サン・スルピス大神学院 02.12
宮川俊行 神に対する愛と隣人に対する愛の関係-キリスト教福祉原理論的考察- カトリック社会福祉研究5 長崎純心大学 05.3
宮川俊行 子宮外妊娠を巡って カトリック社会福祉研究5 長崎純心大学 05.3
宮本久雄 恋愛と一神教:唯一・一回性ということ 一神教文明からの問いかけ 講談社 03.9
宮本久雄 神の淵源・悪と他者性-ヨブ記,創世記,トマス.レヴィナス- 岩波講座宗教4 岩波書店 04.3
宮本久雄 ハヤトロギア的視点による生死と他者問題の現場 死生学研究秋号 東京大学21世紀COEプログラム 04.10
宮本久雄 共同体的公共圏の諸相とペルソナ-トマスの共通善哲学を手がかりとして- 公共哲学叢書8 東京大学出版会 05.1
宮本久雄 存在の乱調-共生と平和への道- 春秋社 05.2
矢内義顕 ペトルス・ウェネラビリス『サラセン人の異端大要』 文化論集23 03.9
矢内義顕 アンセルムスと十字軍 文化論集25 04.9
柳澤田実 「ニュッサのグレゴリオスの情念論―『魂と復活について』を中心に―」 『UTCP研究論集』1 東京大学21世紀COE共生のための哲学交流センター 04.3
柳澤田実 「ニュッサのグレゴリオスの情念論―『魂と復活について』を中心に―」 『パトリスティカ』8 教父研究会 04.3
柳澤田実 「輝く闇―ニュッサのグレゴリオス『モーセの生涯』における神体験を巡って―」 『表象文化論研究』3 東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻表象文化論コース 04.3
柳澤田実 「友愛と語り―ニュッサのグレゴリオスにおけるパレーシア概念を巡って―」 『清泉女子大学キリスト教文化研究所年報』12 清泉女子大学キリスト教文化研究所 04.3
山内志朗 ドゥンス・スコトゥスにおける直観概念と、その成立背景 比較宗教思想研究3 03.4
山内志朗 西洋中世の大学における学問の規範性と多元性 「人文知の新たな総合に向けて」 京都大学大学院文学研究科 04.3
八巻和彦 『信仰の平和』におけるタタール人像――クザーヌスにおける東方への眼差し―― 文化論集23 早稲田商学同攻会 03.9
八巻和彦 グローバリゼーション、アイデンティティ、そして普遍的正義 哲学論集32 上智大学哲学会 03.10
八巻和彦 Umgang mit Leid (japanisch ‘Itami’) in der japanischen Tradition Umgang mit Leid Cusanische Perspektiven S.Roderar Verlag, Regensburg 04.8
八巻和彦 ニコラウス・クザーヌスにおける<多様性>の問題 複雑系、諸学の統合を求めて 晃洋書房 05.2
八巻和彦 Die Bedeutung geometrischer Symbole fur das Denken des Nicolaus Cusanus Mitteilungen und Forschungsbeitrage der Cusanus-Gesellschaft 29 Paulinus Verlag, Trier 05.3
山口雅広 トマス・アクィナスにおける選択の自由―知性と意志の関係― 中世哲学研究22 京大中世哲学研究会 03.11
山崎裕子 アンセルムスにおけるアモル、カリタス、ディレクティオ 宗教研究335 日本宗教学会 03.3
山崎裕子 アンセルムス「聖母マリアへの祈り」におけるディレクティオ 宗教研究339 日本宗教学会 04.3
山崎裕子 平和を作り悪を創る神-アンセルムスの倫理観をめぐって- ノートルダム清心女子大学キリスト教文化研究所年報27 ノートルダム清心女子大学キリスト教研究所 05.3
山本芳久 「人間の尊厳」の哲学的基礎づけ-「人格主義」の観点から- 福音宣教 オリエンス宗教研究所 02.10
山本芳久 「愛」概念に関する比較思想的考察-ニーグレン,アウグスティヌス,トマス- 比較思想研究29 比較思想学会 03.3
山本芳久 「二重結果の原理」の実践哲学的有効性-「安楽死」問題に対する適用可能性- 死生学研究 死生学研究編集委員会 03.3
山本芳久 自然法と万民法:トマスからスアレスへ 法の理論22 成文堂 03.6
山本芳久 現代自然法論における人間的善の構想-「濃密で曖昧な善の概念」- 哲学雑誌118-790 哲学会 03.9
山本芳久 中世における人間の尊厳の思想 「看護学生のための哲学-看護と人間に向かう哲学」 ヌ-ヴェルヒロカワ 03.11
山本芳久 トマス・アクィナス『神学大全』 現代思想増刊号 ブックガイド60 青土社 04.9
K・リーゼンフーバー 教父研究の根源的展望 エイコーン25/1 東方キリスト教学会 02.7
K・リーゼンフーバー 神認識における否定と直視――クザーヌスにおける神の探究をめぐって 八巻和彦/矢内義顕編「境界に立つクザーヌス」 知泉書館 02.8
K・リーゼンフーバー <シンポジウム>中世哲学と現代――神なき神(提題)信仰と理性――カンタベリーのアンセルムスにおける神認識の構造 中世思想研究44 中世哲学会 02.9
K・リーゼンフーバー 中世思想史 中世思想原典集成別巻 平凡社 02.12
K・リーゼンフーバー Marsilio Ficinos Christlicher Platonismusund die Kirchenväter 「14世紀後半から16世紀前半における教父思想の復興」 (科研費研究成果報告書) 03.3
K・リーゼンフーバー他 <シンポジウム>特集:現代に甦る中世 開かれた中世研究を求めて――『中世思想原典集成』の意義 ソフィア204 上智大学 03.6
K・リーゼンフーバー <意見>中世における諸宗教間対話 中世思想研究46 中世哲学会 04.9
K・リーゼンフーバー Sprachtheorie in Jean Buridans Philosophie 「中世後期からルネサンスに至る「言葉」理解――形而上学から人文主義へ」 (科研費研究成果報告書) 05.3

 

4 書評

書評者 書誌 雑誌名 出版社・大学等 発行年
秋山学 Marcovich, Miroslav(ed.): Clementis Alexandrini Paedagogus,E. J. Brill, Leiden/Boston,2002 中世思想研究47 中世哲学会 04.9
浅倉文市 K. S. フランク著「修道院の歴史-砂漠の隠者からテゼ共同体まで」 教文館,2002年 (年報) 03.3
浅倉文市 豊田浩夫編「キリスト教修道制-周縁性と社会性の狭間で-」 上智史学48 上智大学出版 03.11
大森正樹 若林啓史著「聖像画論争とイスラーム」知泉書館,2003年 中世思想研究46 中世哲学会 04.9
荻野弘之 谷隆一郎著「東方教父における超越と自己」 エイコーン(東方キリスト教研究)25 02.7
荻野弘之 Gareth Matthews (ed.), The Augustinian Tradition, University of California Press, Berkeley, 1999 中世思想研究44 中世哲学会 02.9
加藤雅人 Matthias Laarmann, Deus: Primum cognitum. Die Lehre von Gott als dem Ersterkannten des menschlichen Intellekts bei Heinrich von Gent, Aschendorff Münster, 1999 中世思想研究44 中世哲学会 02.9
川崎千里 『中世思想原典集成』を読む 創造 日本カトリック学友会(学士会)・120 03.6
川添信介 八巻和彦著「クザーヌスの世界像」創文社,2001年 中世思想研究46 中世哲学会 04.9
菊地伸二 大森正樹著「エネルゲイアと光の神学」創文社 新プラトン主義研究2 新プラトン主義協会 02.12
佐々木亘 五百旗頭真治郎著「キリスト教所有権思想の研究」南窓社,2002年 日本の神学42 日本基督教学会 03.9
薗田坦 八巻・矢内編「境界に立つクザーヌス」知泉書館,2002年 週刊読書人2460 02,11
谷隆一郎 H. クラフト著「キリスト教教父事典」教文館,2002年 本のひろば キリスト教文書センター 02.8
谷隆一郎 ピーター・ブラウン著・出村和彦訳「アウグスティヌス伝」教文館 本のひろば キリスト教文書センター 05. 2
樋笠勝士 J-M.Fontanier,La Beauté selon Saint Augustin,Presses Univ.de Rennes 中世思想研究45 中世哲学会 03.9
久松英二 K・Sフランク著・戸田聡訳「修道院の歴史―砂漠の隠者からテゼ共同体まで」教文館,2002年 キリスト教史学57 キリスト教史学会 03.7
柳澤田実 J.Zachhuber: Human Nature in Gregory of Nyssa: Philosophical Background and Theological Significance,Brill,Leiden,2000 中世思想研究46 中世哲学会 04.9
八巻和彦 薗田坦著「クザーヌスと近世哲学」創文社,2003 中世思想研究46 中世哲学会 04.9
山崎裕子 鶴岡賀雄著「十字架のヨハネ研究」創文社,2000年 中世思想研究46 中世哲学会 04.9
山崎裕子 鶴岡賀雄著「十字架のヨハネ研究」創文社,2000年 カルメル-今日の霊性308 男子洗足カルメル修道会 03.3
山本芳久 ホセ・ヨンパルト「学問と信仰」 創文471 創文社 04.12
K・リーゼンフーバー 上智大学中世思想研究所編訳・監修『中世思想原典集成』(全21巻),平凡社,1992-2002年 ソフィア202 上智大学 02.12

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