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この目録について | 目録1 単行本 | 目録2 翻訳 | 目録3 研究論文 | 目録4 書評 |
この目録について
このページの目録は1996年4月より1999年3月までのものですが,一部例外があります。また目録の内容は『中世思想研究』の41号(1999年)に掲載されたものを基に作成されています。
ギリシア語はすべてローマ字に変換してあります。また,Web上に掲載するために一部表記が『中世思想研究』に掲載されているものと異なる場合があります。
目録
1 単行本
中世関係文献目録:単行本
著書名 | 書名 | 出版社 | 発行年 |
---|---|---|---|
朝倉 文市 | 修道院にみるヨーロッパの心 | 山川出版社 | 96.4 |
荒井 洋一 | アウグスティヌスの探求構造 | 創文社 | 97.2 |
稲垣 良典 | トマス・アクィナス倫理学の研究 | 九州大学出版会 | 97.3 |
印具 徹 | カトリックとプロテスタントの思想的母体―教会の一致を求めて― | 日本基督教団出版局 | 96.4 |
印具 徹 | ただひとすじに―《告白》賛美録 | キリスト新聞社出版事業部 | 97.6 |
岡野 昌男 | アウグスティヌス『告白』の哲学 | 創文社 | 97.10 |
岡部 由紀子 | アウグスティヌスの懐疑論批判 | 創文社 | 99.2 |
加藤 雅人 | ガンのヘンリクスの哲学 | 創文社 | 98.11 |
岸 英司 | 禪思想とトマス・アクィナス | みくに書房 | 98.6 |
久山 宗彦 | コーランと聖書の対話 | 講談社現代新書 | 97.4 |
小山 宙丸(編) | ヨーロッパ中世の自然観 | 創文社 | 98.6 |
近藤 恒一 | ペトラルカと対話体文学 | 創文社 | 97.11 |
茂泉 昭男 | オッカムの言語哲学 | 勁草書房 | 90.5 |
渋谷 克美 | オッカム『大論理学』の研究 | 創文社 | 97.2 |
清水 哲郎(編著) | 岩波新哲学講義1 ロゴス・その死と再生 | 岩波書店 | 98.3 |
甚野 尚志 | 中世の異端者たち | 山川出版社 | 96.7 |
杉崎泰一郎 | 12世紀の修道院と社会 | 原書房 | 99.2 |
津崎 幸子 | トマス・アクィナスの言語哲学 | 創文社 | 97.1 |
土井 健司 | 神認識とエペクタシス―ニュッサのグレゴリオスによるキリスト教的神認識論の形成― | 創文社 | 98.2 |
長倉 久子 | 神秘と学知―トマス・アクィナス『ボエティウス三位一体論註解』翻訳と研究― | 創文社 | 96.8 |
長町 裕司 | Selbstbezüglichkeit und Habitus. Die latente Idee der Geistmetaphysik bei Thomas von Aquin | EOS Verlag,München | 97.3 |
古田 暁(監修) | 前期スコラ学 | 中世思想原典集成7・平凡社 | 96.6 |
水田 英実 | トマス・アクィナスの知性論 | 創文社 | 98.2 |
宮本・大貫・山本 | 聖書の言語を超えて―ソクラテス・イエス・グノーシス― | 東京大学出版会 | 97.9 |
宮本 久雄 | 「関わる」ということ | 新世社 | 97.11 |
宮本 久雄 | 福音書の言語宇宙―他者・イエス・全体主義― | 岩波書店 | 99.2 |
矢内 義顕(監修) | 修道院神学 | 中世思想原典集成10・平凡社 | 97.10 |
矢玉 俊彦 | 判断と存在―トマス・アクィナス論考― | 晃洋書房 | 98.3 |
山内 清海 | 聖トマス・アクィナス哲学序論 | サンパウロ | 96.7 |
K・リーゼンフーバー・山本耕平・谷隆一郎・荒井洋一(編) | 中世における知と超越―思索の原典を尋ねて― | 創文社 | 92.3 |
K・リーゼンフーバー(監修) | 中世の社会思想(中世研究第10号) | 創文社 | 96.6 |
K・リーゼンフーバー(監修) | キリスト教史(改訂版,全11巻) | 平凡社 | 96.9~97.7 |
K・リーゼンフーバー(監修) | 古代キリスト教典礼史 | 平凡社 | 97.3 |
K・リーゼンフーバー(監修) | フィオーレのヨアキム | 平凡社 | 97.5 |
K・リーゼンフーバー(監修) | 聖ベネディクトゥスと修道院文化(中世研究第1号) | 創文社 | 98.9 |
K・リーゼンフーバー(監修) | トマス・アクィナスの倫理思想(中世研究第11号) | 創文社 | 99.2 |
K・リーゼンフーバー(監修) | キリスト教神秘思想史(全3巻)第2巻:中世の霊性,第3巻:近代の霊性 | 平凡社 | 97.4~98.5 |
K・リーゼンフーバー(監修) | 中世思想原典集成,第7・10・18巻 | 平凡社 | 96.6, 97.10, 98.9 |
2 翻訳
中世関係文献目録:翻訳
著者名 | 書名 | 訳者 | 出版社 | 発行年 |
---|---|---|---|---|
アウグスティヌス | 詩編注解(1) | 今義博・大島春子・堺正憲・菊池伸二共訳 | アウグスティヌス著作集18/I・教文館 | 97.3 |
アウグスティヌス | マニ教徒を反駁する創世記注解(2)第II巻 | 菊池伸二訳 | 名古屋柳城短期大学研究紀要19 | 97.12 |
アダム・デ・ヴォデハム | 命題集第一巻第二講義 | 渋谷克美訳 | 中世思想原典集成18・平凡社 | 98.9 |
A.ツムケラー | アウグスティヌスの修道生活の理想第1部第1章2~第2章8 | 和田トク子訳 | ノートルダム女子大学キリスト教文化研究所紀要マラナタ5~7 | 97.3, 98.3, 99.3 |
アベラルドゥス | ポリフュリウス註解(イングレディエンティブス) | 清水哲郎訳 | 中世思想原典集成7・平凡社 | 96.6 |
アンセルムス | 友のための祈り・敵のための祈り | 山崎裕子訳 | 言語と文化9・文教大学言語文化研究所 | 97.3 |
オッカム | 大論理学註解1 | 渋谷克美訳 | 創文社 | 99.3 |
オッカム | 命題集注解(オルディナチオ)序論第一問 | 清水哲郎訳 | 中世思想原典集成18・平凡社 | 98.9 |
オッカム | 未来の偶然事に関する神の予定と予知についての論考 | 清水哲郎訳 | 中世思想原典集成18・平凡社 | 98.9 |
オッカム | 任意討論集第3巻14~22問 | 清水哲郎・永嶋哲也共訳 | 中世思想原典集成18・平凡社 | 98.9 |
オリゲネス | ケルソス駁論II | 出村みや子訳 | 教文館 | 97.2 |
カイサレイアの大バシレイオス | 聖大バシレイオスの精霊論 | 山村敬訳 | 南窓社 | 96.6 |
Ch. カンネンギーサー | アレクサンドリアにおける古典哲学とキリスト教釈義との出会い | 出村和彦訳 | 中世思想研究38・中世哲学会 | 96.6 |
グイゴ・シャルトルーズ | 修道院慣習律 | 杉崎泰一郎(共訳) | 中世思想原典集成10・平凡社 | 97.10 |
クレルヴォーのベルナルドゥス | ギヨーム修道院長への弁明 | 杉崎泰一郎訳 | 中世思想原典集成10・平凡社 | 97.10 |
A.ケニー | トマス・アクィナスの心の哲学 | 川添信介訳 | 勁草書房 | 97.8 |
シャンポーのギヨーム | 命題集 | 桶笠勝士訳 | 中世思想原典集成7・平凡社 | 96.6 |
スコトゥス,ドゥンス | 第一原理についての論考 | 小川量子訳 | 中世思想原典集成18・平凡社 | 98.9 |
スコトゥス,ドゥンス | 命題論註解(オルディナチオ)第二巻 | 渋谷克美訳 | 中世思想原典集成18・平凡社 | 98.9 |
G.K.チェスタトン | 英国小史(第3章まで) | 信岡・朝倉訳 | ノートルダム清心女子大学キリスト教分化研究所年報21 | 99.3 |
トマス・アクイナス | 神学大全25第3部第1-6問 | 山田晶訳 | 創文社 | 97.2 |
トマス・アクイナス | デ・アニマ注解I, c.1, c.2; II, c.1 | 加藤雅人・松根伸治・大月栄子・島田加代子・周籐多紀・関沢和泉(共訳) | INFORMATICS Working Paper SERIES No.6, FI-WP97-002, KANSAI University | 97.7 |
トマス・アクイナス | デ・アニマ注解II, c.2, c.3, c.4; II, c.1 | 加藤雅人・松根伸治・大月栄子・島田加代子・周籐多紀・関沢和泉(共訳) | INFORMATICS Working Paper SERIES No.7, FI-WP98-001,KANSAI University | 98.12 |
トマス・アクイナス | 神学大全17第2部の2,第34-56問 | 大鹿一正・大森正樹・小沢孝共訳 | 創文社 | 97.10 |
トマス・アクイナス | 神学大全12 | 稲垣良典訳 | 創文社 | 98.10 |
トマス・アクイナス | 知性の単一性について―アヴェロエス主義者たちに対する論駁― | 水田英実訳 | 中世思想原典集成14・平凡社 | 93.6 |
ハスキンズ | 十二世紀ルネサンス(新装版) | 別宮・朝倉(共訳) | みすず書房 | 97.10 |
パドヴァのアントニオ | パドヴァのアントニオの復活説説教その1序文 | 手塚奈々子訳 | 明治学院論業621・総合科学研究60・明治学院大学一般教養部学会 | 99.1 |
パドヴァのアントニオ | パドヴァのアントニオの復活説説教その2主の過越に | 手塚奈々子訳 | 明治学院論業625・総合科学研究61・明治学院大学一般教養部学会 | 99.3 |
パドヴァのマルシリウス | 平和の擁護者(抄訳) | 稲垣良典訳 | 中世思想原典集成18・平凡社 | 98.9 |
ヒエロニュムス | 最初の隠修士パウルスの生 | 荒井洋一訳 | 中世思想原典集成4・平凡社 | 99.3 |
ヒエロニュムス | 書簡21 | 荒井洋一訳 | 中世思想原典集成4・平凡社 | 99.3 |
ヒエロニュムス | 書簡22 | 荒井洋一訳 | 中世思想原典集成4・平凡社 | 99.3 |
フォンテーヌのゴドフロワ | 任意討論集 | 加藤雅人訳 | 中世思想原典集成18・平凡社 | 98.9 |
ブロワのぺトルス | キリスト教的友愛について,および神への愛と隣人愛について | 桶笠勝士訳 | 中世思想原典集成7・平凡社 | 96.6 |
べーマー | イングランドにおける私有教会制(上・下) | 朝倉文市訳 | ノートルダム清心女子大学紀要文化学編33・34 | 98.3; 99.3 |
ペトラルカ=ボッカッチョ | ルネサンス交友録―ペトラルカ=ボッカッチョ往復書簡―I―V | 近藤恒一編訳 | SPAZIO 53-57・日本オリベッティ社 | 96.7-98.6 |
ぺトルス・アウレオリ | 命題集第一巻註解 | 川添信介訳 | 中世思想原典集成18・平凡社 | 98.9 |
ぺトルス・ウェネラビリス | 奇跡について | 杉崎泰一郎訳 | 中世思想原典集成7・平凡社 | 96.6 |
ぺトルス・ウェネラビリス | 書簡集 | 須藤和夫訳 | 中世思想原典集成7・平凡社 | 96.6 |
ボナヴェントゥラ | ボナヴェントゥラの第一回状 | 須藤和夫訳 | ボナヴェントゥラ紀要12・東京ボナヴェントゥラ研究所 | 96.11 |
ホノリウス・アウグストドゥネンシス | 不可避なこと,あるいは予定と自由選択に関する教師と生徒の討論 | 山崎裕子訳 | 中世思想原典集成7・平凡社 | 96.6 |
マリウス・ウィクトリヌス | カンディドゥス宛書簡の研究 序論・和訳・註解(1) | 今義博訳 | 「ネオプラトニカ」1・昭和堂 | 98.3 |
ヨハネス・ブリダネス | 霊魂論問題集 | 渋谷克美訳 | 中世思想原典集成18・平凡社 | 98.9 |
R・A・マーカス | アウグスティヌス神学における歴史と社会 | 宮谷宣史・土井健司(共訳) | 教文館 | 98.7 |
ルクレール | 修道院文化は存在するか | 中軽米・朝倉(共訳) | ノートルダム清心女子大学キリスト教文化研究所紀要マラナタ7 | 99.3 |
H.ロムバッハ | 実体・体系・構造 | 酒井潔訳 | ミネルヴァ書房 | 99.1 |
作者不詳 | アラビア語版『アリストテレスの神学』第一章 | 堀江聡(共訳) | 慶応義塾大学日吉紀要人文科学13 | 98.5 |
作者不詳 | アラビア語版『アリストテレスの神学』第二章 | 堀江聡(共訳) | 慶応義塾大学言語文化研究所紀要30 | 98.12 |
3 研究論文
中世関係文献目録:研究論文
著書名 | 題目 | 雑誌名 | 出版社・大学等 | 発行年 |
---|---|---|---|---|
秋山 学 | ビザンティン思想における終末論 | 「地中海終末論の誘惑」 | 東京大学出版会 | 96.9 |
朝倉 文市 | 中世修道院文化の教父的源泉 | 日本カトリック神学会誌8 | 日本カトリック神学会 | 97.7 |
朝倉 文市 | カロリング・ルネサンスにおける礼拝と文化 | 「根源への道」 | 清泉女子大学人文科学研究所 | 97.3 |
朝倉 文市 | 施与雑考―クリュニー修道院創建文書を中心に | 「創造への道程」 | ノートルダム清心女子大学キリスト教文化研究所 | 98.3 |
朝倉 文市 | クリュニー修道院とシトー修道院の成立 | 「プルゴーニュ:歴史と文化」 | 小沢書店 | 98.3 |
朝倉 文市 | 『書物』の中のキリスト教 | キリスト教文化研究所年報21 | ノートルダム清心女子大学 | 99.3 |
荒井 洋一 | 『告白』冒頭直後の問い―Conf.I,vi,7-vii,12― | 東京学芸大学紀要2-49 | 98.2 | |
飯塚 知敬 | トマス意思論の一考察―『神学大全』第一部第82問題― | 長崎大学教育学部社会科学論叢2 | 長崎大学 | 96.6 |
飯塚 知敬 | 神の名とアナロジア―トマス・アクィナス『能力論』q, 7, a, 7― | 長崎大学教育学部人文科学研究報告53 | 長崎大学 | 96.6 |
飯塚 知敬 | カンタベリのアンセルムス | 「西洋哲学史,古代・中世編」 | ミネルヴァ書房 | 96.7 |
飯塚 知敬 | トマスの自由意志論の一考察―『神学大全』第一部,第83問題― | 長崎大学教育学部社会科学論叢54 | 長崎大学 | 97.6 |
飯塚 知敬 | 神と被造物の関係について―トマス・アクィナス『能力論』q, 7, a, 8~11― | 長崎大学教育学部人文科学研究報告55 | 長崎大学 | 97.6 |
飯塚 知敬 | 神における関係について―トマス・アクィナス『能力論』q, 8, a,1― | 長崎大学教育学部社会科学論叢56 | 長崎大学 | 98.6 |
五百旗頭博治 | 「魂の生命なる神」の解釈―アウグスティヌスとトマスの場合― | アカデミア69 | 南山大学 | 99.3 |
池上 俊一 | ライヒェルスベルグのゲルホーとフライジングのオットーの社会思想 | 「中世の社会思想」 | 創文社 | 96.6 |
池上 俊一 | フィオーレのヨアキムの千年王国説 | 「地中海終末論の誘惑」 | 東京大学出版会 | 96.9 |
井澤 清 | トマス・アクィナスのアナロギア論とカエタヌス | 中世思想研究40 | 中世哲学会 | 98.9 |
稲垣 良典 | トマス・アクィナスの社会思想 | 「中世の社会思想」 | 創文社 | 96.6 |
稲垣 良典 | トマスにおける神学的言語としての「悪」(1) | 純心人文研究3 | 長崎純心大学 | 97.3 |
稲垣 良典 | トマス・アクィナスにおける自然理解の一側面 | 「ヨーロッパ中世の自然観」 | 創文社 | 98.6 |
稲垣 良典 | 自然法と原罪 | 「自然法と宗教」I | 創文社 | 98.11 |
稲垣 良典 | トマスにおける神学的言語としての「悪」(2) | 純心人文研究5 | 長崎純心大学 | 99.3 |
印具 徹 | 聖アンセルムスにおける『恩寵と自由意志との一致』の問題と『ただ神にのみ栄光を』の問題について | 紀要 | 聖母被昇天学院宗教教育研究所 | 96.3 |
印具 徹 | 信仰と理性―中世スコラ哲学体系構成の「二途」である二つの学的立場― | 紀要2 | 聖母被昇天学院女子短期大学 | 97.3 |
上枝 美典 | Truth as Relation in Aquinas | 中世哲学研究15 | 京大中世哲学研究会 | 96.11 |
上枝 美典 | 神の存在論証と理性 | 福岡大学人文論叢29-3 | 97.12 | |
上枝 美典 | トマス・アクィナスの存在論研究―「エッセの現実態」としてのエッセ― | 福岡大学人文論叢30-1 | 98.6 | |
上村 直樹 | <自由>の根拠をめぐって―アウグスティヌス『自由意志論』における意思探求 | 中世思想研究38 | 中世哲学会 | 96.9 |
浦 英雄 | トマス・アクィナスの<宗教(レリギオー)>論―『神学大全』第2-2部第81問題を中心に,”religio(レリギオー)”の根源的意味の世界を探る― | 駿台フォーラム14 | 駿台教育研究所 | 96.7 |
浦 英雄 | 神名「在る者(Qui est)」の意味機能―トマス・アクィナスの場合― | 中世哲学研究16 | 京大中世哲学研究会 | 97.11 |
浦 英雄 | 生命の基本―トマス・アクィナス『神学大全』第1部第18問題― | 中世哲学研究17 | 京大中世哲学研究会 | 98.11 |
江口 克彦 | トマス・アクィナスにおける<分析の道>(via resolutionis)の意味 | 中世思想研究38 | 中世哲学会 | 96.9 |
江口 克彦 | アルベルトゥス・マグヌスのボエティウス解釈―善(bonum)と存在(ens)の問題をめぐって― | 中世哲学研究15 | 京都大学中世哲学研究会 | 96.11 |
江口 克彦 | アルベルトゥス・マグヌスにおける目的(finis)としての善 | 倫理学研究27 | 関西倫理学会 | 97.3 |
江口 克彦 | トマス・アクィナスの自然学理解 | 哲学論究13 | 同志社大学哲学会 | 97.3 |
江口 克彦 | アルベルトゥス・マグヌスにおける哲学的観照(contemplatio philosophica) | 哲学論究14 | 同志社大学哲学会 | 98.3 |
江口 克彦 | トマス・アクィナスにおける観照的生き方(vita contemplativa)の意味 | 同志社哲学年報21 | 同志社大学哲学会 | 98.9 |
江口 克彦 | Ein Aspekt des praktischen Charakters der Theologie bei Albert dem Großen | Theologie und Claube, 88-3 | 98.9 | |
大森 正樹 | 東方の神学 | 「西洋哲学史,古代・中世編」 | ミネルヴァ書房 | 96.7 |
大森 正樹 | 光と闇の神学(変容の光とシナイの神の闇) | 南山短期大学紀要24 | 南山短期大学 | 97.1 |
大森 正樹 | ペルソナとヒュポスタシス | エイコーン18 | 新世社 | 97.12 |
大森 正樹 | 擬ディオニュシオスにおける「人間の神化」 | 南山短期大学紀要25 | 南山短期大学 | 97.12 |
大森 正樹 | パラマスのエネルゲイア概念とネオプラトニズム | 「ネオプラトニカ」1 | 昭和堂 | 98.3 |
大森 正樹 | 否定神学と人間の神化 | エイコーン19 | 新世社 | 98.7 |
大森 正樹 | 神名の「記述」と「語り」―擬ディオニュシオス『神名論』の一側面― | 南山短期大学紀要26 | 南山短期大学 | 98.12 |
大森 正樹 | フォティケーのディアドコス | エイコーン20 | 新世社 | 99.3 |
岡野 昌雄 | 罪と自由 | 宗教哲学研究15 | 京都宗教哲学会編 | 98.3 |
小川 量子 | ドゥンス・スコトゥスにおける偶然性の理解―Lectura, I, d.39― | 中世哲学研究17 | 京大中世哲学研究会 | 98.11 |
小川 量子 | 記憶における回心―アウグスティヌスの『告白』1巻から9巻における記憶の意味― | 国士舘哲学3 | 国士舘大学哲学会 | 99.3 |
荻野 弘之 | (提題)被造性の意味をめぐって―4世紀東西教父の『創世記』解釈点描― | 中世思想研究39 | 中世哲学会 | 97.9 |
荻野 弘之 | (意見)ギリシア教父―問われるべきことは何か― | 中世思想研究40 | 中世哲学会 | 98.9 |
荻野 弘之 | 知られざる神に―異文化としてのキリスト教― | 創造110 | 日本カトリック学士会 | 97.2 |
荻野 弘之 | <二人称の死>について | 多分野交流ニューズレター15 | 東京大学大学院人文社会系研究科 | 97.12 |
荻野 弘之 | (基調質問)『三位一体論』と聖書解釈の問題 | 中世思想研究40 | 中世哲学会 | 98.9 |
小田川方子 | 自然と人為(II):初期キリスト教に見る | 比較文明研究3 | 麗澤大学比較文明研究センター | 98.3 |
小原 琢 | トマスの神認識におけるlumenの諸段階 | 天使女子短期大学紀要19 | 天使女子短期大学 | 98.3 |
加藤 和哉 | 自然法の形而上学的基礎付けの現代的意味―トマス・アクィナスにおける実践知と形而上学の関わり― | 「自然法における存在と当為」 | 創文社 | 96.6 |
加藤 和哉 | トマス・アクィナスにおける人間の「ペルソナ」(persona)の理解 | 哲学雑誌「ギリシア・中世哲学研究の現在」113-784 | 哲学会 | 98.10 |
加藤 和哉 | 人間の受動的完全性について―トマス・アクィナスの「賜物」(donum)論に関する一考察― | 「トマス・アクィナスの倫理思想」 | 創文社 | 98.2 |
加藤 信朗 | 「鏡を通して(per speculum)」,「謎のうちに(in aenigmate)」―アウグスティヌス『三位一体論』第15巻における三一論思考の方法をめぐって― | 宗教と文化19 | 聖心女子大学キリスト教文化研究所 | 99.3 |
加藤信朗・加藤雅人 | 第十回国際中世哲学会報告 | 中世思想研究40 | 中世哲学会 | 98.9 |
加藤 雅人 | 後期スコラ哲学 ガンのヘンリクス,ドゥンス・スコトゥス | 「西洋哲学史,古代・中世編」 | ミネルヴァ書房 | 96.7 |
加藤 雅人 | 西欧13世紀の第4四半世紀におけるガンのヘンリクスの思想 | 科研費成果報告書 | 基盤研究C課題番号06610014 | 97.3 |
加藤 雅人 | 様態理論―統語論を中心に― | 言語26-3 | 大修館書店 | 97.3 |
加藤 雅人 | ガンのヘンリクスにおける<エッセ>の問題 | 哲学研究563 | 京都哲学会 | 97.4 |
加藤 雅人 | ガンのヘンリクスにおける第一の認識対象 | 中世哲学研究16 | 京大中世哲学研究会 | 97.11 |
加藤 雅人 | トマス・アクィナスにおける存在論的二区分―言語の観点から― | 哲学49 | 日本哲学会 | 98.4 |
鎌田伊知郎 | プルデンティウスの新たな生の提示 | 「観想と実践」 | 慶應義塾大学言語文化研究所 | 97.3 |
鎌田伊知郎 | プルデンティウス『ぺリステファノン』における弁舌について | 史学66-3 | 三田史学会 | 97.3 |
川添 信介 | 創造の理法―トマス・アクィナスとデカルト― | 「岩波新哲学講義」2 | 岩波書店 | 98.6 |
菊池 伸二 | 被造物の「質料性」をめぐるアウグスティヌスの理解 | 名古屋柳城短期大学研究紀要18 | 名古屋柳城短期大学 | 96.12 |
菊池 伸二 | 魂の創造について―『マニ教徒を論駁する創世記註解』II, 3,4~8, 11を中心に― | 中世哲学研究16 | 京大中世哲学研究会 | 97.11 |
菊池 伸二 | 自由な選択―アンセルムス『選択の自由』を中心に― | 名古屋柳城短期大学研究紀要20 | 名古屋柳城短期大学 | 98.12 |
岸 英司 | トマス・アクィナスにおける分離した魂の認識について | 英知大学大学キリスト教文化研究所紀要12-1 | 英知大学 | 97.3 |
岸 英司 | 鈴木大拙とトミズム | 「根源への道」 | 清泉女子大学人文科学研究所 | 97.3 |
楠本 真三 | ルターにおけるfomesおよびconcupiscentiaの概念について | ルターと宗教改革・日本ルター学会研究年報1 | 日本ルター学会 | 96.9 |
久山 道彦 | The Dynamic Theodicy in Origen’s De Principiis | 明治學院論叢584 | 明治学院大学 | 96.10 |
久山 道彦 | The Meaning of Createdness in Origen’s De Principiis | 明治學院論叢594 | 明治学院大学 | 97.3 |
久山 道彦 | The Neglegentia (ameleia) Motive in Early Christianity注 | 明治學院論叢602 | 明治学院大学 | 97.10 |
久山 道彦 | The Meaning of Diversity in Origen’s De Principiis | 明治學院論叢606 | 明治学院大学 | 98.1 |
久山 道彦 | オリゲネスにおける解釈学的原理―『原理論』と『ヨハネによる福音書注解』から― | パトリスティカ4 | 教父研究会 | 98.5 |
久山 道彦 | History of the Understanding of Origen’s Doctrine of the Original Fall | 明治學院論叢618 | 明治学院大学 | 98.7 |
久山 道彦 | Nature and Createdness in Origen’s De Principiis | 基督教学研究18 | 京都大学 | 98.12 |
河野 一典 | 定義集「グノーシス」「神秘主義」「ヘルメス思想」 | 「岩波新哲学講義」2 | 岩波書店 | 98.6 |
小松真理子 | 中世哲学の学問分類論 | 帝京大学文学部紀要教育学17 | 帝京大学 | 92.2 |
小松真理子 | 中世の医学教育におけるテキスト | 帝京大学文学部紀要教育学18 | 帝京大学 | 93.2 |
小松真理子 | コンスタンティヌス・アフリカヌスの『性交について』とチョーサー | 帝京大学文学部紀要英語英文学26 | 帝京大学 | 95.2 |
今 義博 | ディオニュシウス・アレオパギタ,エリウゲナ,否定神学 | 「西洋哲学史,古代・中世編」 | ミネルヴァ書房 | 96.7 |
今 義博 | 神の自己意識の生起―エリウゲナにおける発出の第一段階― | 山梨大学教育学部研究報告47 | 97.2 | |
今 義博 | マリウス・ウィクトリヌスのproon―プロティノス哲学からの継承と離脱―注 | 慶応大学言語文化研究所紀要29 | 97.12 | |
今 義博 | エリウゲナにおける無なる神の自己創造 | 山梨大学教育学部研究報告48 | 98.2 | |
今 義博 | エリウゲナにおける一性と三性―東西キリスト教界の融合の試み― | 文化と哲学15 | 98.3 | |
今 義博 | マリウス・ウィクトリヌスのesse―『カンディドゥス宛書簡』による試論― | 慶応大学言語文化研究所紀要30 | 98.12 | |
今 義博 | エリウゲナにおける「発出」―数学的モデルによる解明― | 山梨大学教育人間科学部研究報告49 | 99.2 | |
堺 正憲 | キリスト教と哲学―アウグスティヌス『神国論』第八巻から第十巻までについての一考察― | 「ネオプラトニカ」1 | 昭和堂 | 98.3 |
堺 正憲 | 探求の「場」について―アウグスティヌス『三位一体論』第8巻についての一考察― | 中世哲学研究17 | 京大中世哲学研究会 | 98.11 |
佐々木 亘 | 神の子としての人間―トマス・アクィナスにおける”filiatio”の意味について― | 日本カトリック 神学会誌7 | 日本カトリック神学会 | 96.7 |
佐々木 亘 | 配分的正義の射程―アリストテレスとトマス・アクィナスの正義論についての一考察― | 経済社会学会年報18 | 経済社会学会 | 96.8 |
佐々木 亘 | 人格と自由―トマス・アクィナスの人間論の現代的意義― | 人間学紀要26 | 上智人間学会 | 96.12 |
佐々木 亘 | 他者と正義―トマス・アクィナスにおける交換的正義の限界について― | 人間学紀要27 | 上智人間学会 | 97.12 |
佐々木 亘 | 神への対比性―トマス・アクィナスにおける神の正義に関する一考察― | 鹿児島純心女子短期大学研究紀要28 | 鹿児島純心女子短期大学 | 98.3 |
佐々木 亘 | 神への道であるキリストの人性―トマス・アクィナスにおける”instrumentum”の意味をめぐって― | 鹿児島純心女子短期大学研究紀要29 | 鹿児島純心女子短期大学 | 99.3 |
塩谷 惇子 | エイレナイオスの聖霊論的救済神学 | 清泉女子大学キリスト教文化研究所年報4 | 清泉女子大学 | 96.3 |
塩谷 惇子 | ニュッサのグレゴリオスの『雅歌講話』を読む―第2講話 | 清泉女子大学キリスト教文化研究所年報5 | 清泉女子大学 | 97.3 |
塩谷 惇子 | 聖書のことばの源泉に立ち返って | 「根源への道」 | 清泉女子大学人文科学研究所 | 97.3 |
塩谷 惇子 | ニュッサのグレゴリオスの『雅歌講話』を読む―第3講話 | 清泉女子大学キリスト教文化研究所 年報6 | 清泉女子大学 | 98.3 |
塩谷 惇子 | ヨブの嘆きと格闘―愛のかたち― | 清泉女子大学キリスト教文化研究所年報7 | 清泉女子大学 | 99.3 |
茂泉 昭男 | アウグスティヌスの教育理論と隣人愛の構造 | カトリック研究所論集3 | 仙台白百合短期大学 | 97.9 |
渋谷 克美 | オッカムにおける,自己の認識活動へと立ち返る直知認識 | アルケー3 | 関西哲学会 | 95.6 |
渋谷 克美 | Scotus on Common Nature―Is Scotus’s Theory Incoherent? | 中世哲学研究15 | 京大中世哲学研究会 | 96.11 |
渋谷 克美 | 代示suppositioの問題に関する,偽リカルドゥスとオッカムの議論 | 中世思想研究40 | 中世哲学会 | 98.9 |
渋谷 克美 | William of Ockham’s Commentary upon Isagoge of Porphyry | 中世哲学研究17 | 京大中世哲学研究会 | 98.11 |
清水 哲郎 | トマスおよびスコトゥスの個体化の理論の思想史的位置づけに関して―大鹿一正氏の発表をめぐって | 中世思想研究38 | 中世哲学会 | 96.9 |
清水 哲郎 | ロゴスの遍歴 | 「岩波新哲学講義」1 | 岩波書店 | 98.3 |
清水 哲郎 | 人声天語―初期中世における言語理解とアンセルムス― | 哲学雑誌「ギリシア・中世哲学研究の現在」113-784 | 哲学会 | 98.10 |
清水 哲郎 | 意図と結果―医療現場と哲学史の狭間で― | 思想896 | 岩波書店 | 99.2 |
清水 哲郎 | Alcuin’s Theory of Signification and System of Philosophy | DIDASCALIA2 | Association for Didascalia | 99.3 |
清水 哲郎 | 個と言葉 | 「岩波新哲学講義」9 | 岩波書店 | 99.3 |
甚野 尚志 | 王と貧者―救貧の史料をどう読み解くか― | 「歴史の文法」 | 東京大学出版会 | 97.4 |
甚野 尚志 | Kingship and poor relief: how can we explicate the historical context of the sources describing King’s poor relief in the Middle Ages? | Life and Thought in the Later Middle Ages. The 4th Japano-Korean Symposium on Medieval History of Europe, May 1-3, 1997 | Tokyo Metropolitan University | 97.5 |
甚野 尚志 | アリストテレスの翻訳と中世スコラ学 | 言語27-10 | 大修館書店 | 98.10 |
甚野 尚志 | ブレーメンのアダムと「北方世界」の発見 | 岩波講座世界歴史12「遭遇と発見」 | 岩波書店 | 99.2 |
周藤 多紀 | トマス・アクィナスにおける能動知性―その変化と一貫性― | 中世哲学研究17 | 京大中世哲学研究会 | 98.11 |
杉崎泰一郎 | 中世修道院の亡霊譚―死者が語る生者への教訓― | 西洋史学183 | 日本西洋史学会 | 96.12 |
杉崎泰一郎 | 遍歴説教者と中世社会―発見されたロベール・ダルブリッセルの伝記を中心に― | 上智史學42 | 上智大学史学会 | 97.11 |
杉崎泰一郎 | クリュニー修道院における救済の構図―ペトルス・ウェネラビリス『奇跡について』を中心に― | 中世研究1 | 上智大学中世思想研究所 | 98.10 |
杉崎泰一郎 | 隠修士とその時代―ラ・グランド・シャルトル―ズ修道院を中心に― | 上智大学中世思想研究所編「中世の修道制」 | 創文社 | 91.10 |
高島 慶子 | SPIRITUS DOMINI―シャルトルのティエリーにおける創世記(1:2b)の解釈― | DEREK16 | 立教大学大学院文学研究科 | 96.12 |
高島 慶子 | シャルトルのティエリー『神の六日間の御業について』覚え書き―第30章―第32章の試訳と注解 | DEREK17 | 立教大学大学院文学研究科 | 97.12 |
田島 照久 | キリスト教のヨーロッパ的変容―中世における貧の霊性― | 「東西における知の探求―峰島旭雄教授古稀記念論集―」 | 北樹出版 | 98.1 |
田島 照久 | 位格的合一の形而上学―エックハルトのnatura humana論― | フィロソフィア85 | 早稲田大学哲学会 | 98.3 |
田島 照久 | タウラー写本と墓石板 | 創文392 | 創文社 | 97.10 |
谷 隆一郎 | 受肉と神化についての序説(二) | エイコーン15 | 新世社 | 96.7 |
谷 隆一郎 | 東方教父における自然本性と超越―ニュッサのグレゴリオスを中心として― | 「自然法における存在と当為」 | 創文社 | 96.9 |
谷 隆一郎 | 受肉と神化についての序説(三) | エイコーン18 | 新世社 | 97.1 |
谷 隆一郎 | 人生に究極の意義はあるのか | 「モラル・アポリア,道徳のディレンマ」 | ナカニシヤ出版 | 98.2 |
谷 隆一郎 | 不断の創造と意志 | 哲学年報57 | 九州大学文学部 | 98.3 |
谷 隆一郎 | 存在の次元における自由の問題 | 西日本哲学会年報6 | 西日本哲学会 | 98.10 |
谷 隆一郎 | ニュッサのグレゴリオスにおける宗教と人間―『雅歌講話』の存在論的ダイナミズムに即して― | 「自然法と宗教」I | 創文社 | 98.11 |
手塚奈々子 | ギリシア教父に見る恩恵と自由 | 「罪と恵み―神の前に立つ人間―」 | サンパウロ | 96.7 |
手塚奈々子 | ギリシア教父たちと復活信仰 | 「復活信仰の理解を求めて―いのちの福音―」 | サンパウロ | 97.7 |
手塚奈々子 | 古代教父における信仰と理性 | 「啓示と宗教―キリスト教の存在意義をめぐって―」 | サンパウロ | 98.7 |
出村 和彦 | 二ケアとの出会い―ヒラリウス『三位一体論』と信仰 | パトリスティカ3 | 教父研究会 | 96.12 |
出村 和彦 | ポワティエのヒラリウスとアリウス論争―『三位一体論』第四巻の視点― | 中世思想研究39 | 中世哲学会 | 97.9 |
土井 健司 | パレーシア:「自由に語ること」―ニュッサのグレゴリオスによるその転換― | 神学研究44 | 関西学院大学神学研究会 | 97.3 |
土井 健司 | 「善きサマリア人のたとえ」に対するオリゲネスの解釈の再検討―倫理的義務,それとも「キリストの模倣」としての隣人愛?― | キリスト教論藻29 | 神戸松蔭女子学院大学 | 97.3 |
土井 健司 | Ist Gott leidenschaftlos? Pathos und Apatheia bei Origenes | Theologische Zeitschrift 54 | 98 | |
土井 健司 | 「生成の論理」と「存在の論理」―古代キリスト教思想解釈への一試論― | 基督教学研究18 | 京都大学基督教学会 | 98.12 |
土橋 茂樹 | 十三・十四世紀におけるアリストテレス『政治学』の受容 | 「中世の社会思想」 | 創文社 | 96.6 |
中川 純男 | significareとpreadicari―トマス『有と本質』における― | 人間存在論3 | 京都大学大学院人間環境学研究科 | 97.3 |
中川 純男 | 生きることの意味―アウグスティヌスの幸福論― | 国士舘哲学1 | 国士舘大学 | 97.3 |
中川 純男 | secretiore indigentia―Augustinus,Conf.III,1,1― | 中世哲学研究17 | 京大中世哲学研究会 | 98.11 |
長倉 久子 | ボナヴェントゥラ | 「西洋哲学史,古代・中世編」 | ミネルヴァ書房 | 96.7 |
長倉 久子 | ボナヴェントゥラの神秘思想におけるフランシスカニズム | 中世思想研究37 | 中世哲学会 | 96.9 |
長倉 久子 | 知恵としての神学―ボナヴェントゥラにおける観想と実践― | 「観想と実践」 | 慶應義塾大学言語文化研究所 | 97.2 |
永嶋 哲也 | 個に於ける普遍の真と存在―ポエティウス『イサゴーゲー第二註解』に於ける普遍論研究― | 東北哲学会年報12 | 東北哲学会 | 96.6 |
永嶋 哲也 | 普遍の存在と普遍語の諸特性―Porphyriusの問いへのBoethiusとAbaelardusの解答― | 哲学論文集33 | 九州大学哲学会 | 97.9 |
永嶋 哲也 | 言語と事態とIntellectusの虚実―アベラルドゥスにおける真理の問題― | 西日本哲学会年報6 | 西日本哲学会 | 98.10 |
永嶋 哲也 | 教養に不可欠な何かとしての自己知―アベラール倫理思想を手がかりに― | 哲学年報57 | 九州大学文学部 | 99.3 |
長町 裕司 | トマス・アクィナスと「精神の根源的自覚」の問題―言語分析的な精神哲学とトマス的精神形而上学の邂逅,そして岐路― | 上智大学哲学科紀要24 | 上智大学哲学科 | 98.3 |
中山 善樹 | エックハルト,ラテン語説教における恩寵論 | 人文学162 | 同志社大学人文学会 | 97.11 |
中山 善樹 | エックハルトの秘蹟論 | 人文学164 | 同志社大学人文学会 | 98.11 |
中山 善樹 | エックハルト,ラテン語説教における三位一体論 | 人文学165 | 同志社大学人文学会 | 99.3 |
花井 一典 | 真理と善の間に―超越概念から見た聖トマスの認識理論― | 哲学雑誌113 | 哲学会 | 98.10 |
柊 暁生 | 神の似姿―ツェレム(selem)/ドゥムート(demût)とeikon/homoiosis 注 | 中世思想研究40 | 中世哲学会 | 98.9 |
久山 宗彦 | ユスティヌスのキリスト論と殉教 | 星美学園短期大学研究論叢30 | 星美学園短期大学 | 98.3 |
久山 宗彦 | 「ギリシア人の剽窃」に関するアレクサンドリアのクレメンスの見解 | パトリスティカ4 | 教父研究会 | 98.5 |
久山 宗彦 | アレクサンドリア教校における教育と信仰 | エイコーン19 | 新世社 | 98.7 |
久山 宗彦 | アレクサンドリアのクレメンスにおける人間の神聖化と神の超越性 | 星美学園短期大学研究論叢31 | 星美学園短期大学 | 99.3 |
藤本 温 | 志向的存在と自然的存在―トマス・アクィナスの知覚論― | アルケー31 | 関西哲学会 | 96.6 |
藤本 温 | <Actus Humanus> について―トマス・アクィナスの行為論― | 中世哲学研究17 | 京大中世哲学研究会 | 98.11 |
藤本 温 | 「本意論」と「状況理論」のめざすもの―トマス・アクィナスの倫理学より― | 「トマス・アクィナスの倫理思想」 | 創文社 | 99.2 |
堀江 聡 | アラビア語版『アリストテレスの神学』研究展望 | 慶応義塾大学言語文化研究所紀要30 | 98.12 | |
松崎 一平 | アウグスティヌスと新プラトン主義―出会いをめぐって― | 西洋哲学史における新プラトン主義の影響作用史の研究―古代から近世に至るまで― | 科研費基盤研究(A)研究成果報告書 | 97.3 |
水田 英実 | トマス・アクィナスによるアリストテレス解釈の仕方について | 中世思想研究35 | 中世哲学会 | 93.9 |
水田 英実 | 真理認識に対する欲求と節度―トマス・アクィナスによる”naturaliter scire desiderant”(Ar., Metaph.1,1,980a21)の解釈― | 広島大学文学部紀要53 | 93.12 | |
水田 英実 | トマスの知性論における存在認識 | シンポジオン40 | 広島大学文学部哲学研究室 | 95.3 |
水田 英実 | トマス哲学における「神の観想」の二義性 | 「観想と実践」 | 慶応義塾大学言語文化研究所 | 97.3 |
水田 英実 | 人間知性に関するトマス説の倫理学的性格 | 「トマス・アクィナスの倫理思想」 | 創文社 | 99.2 |
宮川 俊行 | 「遊び」としての福祉活動―「職業的社会福祉従事」の哲学的考察― | 純心現代福祉研究1 | 長崎純心大学現代福祉研究所 | 96.4 |
宮川 俊行 | 「ボランティア活動」のトマス倫理学的考察 | 「自然法における存在と当為」 | 創文社 | 96.9 |
宮川 俊行 | 「補完性原理」のトマス主義・社会倫理学的考察 | 「法の理論」17 | 成文堂 | 97.11 |
宮川 俊行 | 「代理出産」のトマス主義応用倫理学的考察 | 「現代社会とキリスト教社会論」 | 南山大学社会倫理研究所 | 98.6 |
宮川 俊行 | トマス・アクィナスにおける「それ自体として逸脱した行為」 | 「トマス・アクィナスの倫理思想」 | 創文社 | 99.3 |
宮川 俊行 | 自己決定権と「補完性原理」―「選択の自由」の福祉倫理学的考察― | 純心現代福祉研究4 | 長崎純心大学現代福祉研究所 | 99.3 |
宮本 久雄 | 近み・ゆえ・われ在り―アウグスティヌス『告白』十巻「記憶論」を手がかりとした自己探求 | 哲学48 | 日本哲学会 | 97.4 |
宮本 久雄 | 深き淵より―死・放下・人間のすがた― | 研究所紀要2 | 聖カタリナ女子大学キリスト教研究所 | 97.8 |
宮本 久雄 | 他者の可能的地平・プネウマ | 「地球時代のキリスト教」 | 聖心女子大学キリスト教文化研究所 | 98.1 |
宮本 久雄 | ニュッサのグレゴリオスの『雅歌講話』 | エイコーン15~20 | 新世社 | 96~99 |
矢内 義顕 | アンセルムスとアルヌルフス | 文化論集14 | 早稲田大学商学部 | 99.3 |
山内 清海 | 聖トマス・アクィナスにおける固有性帰属の問題 | 純心人文研究4 | 長崎純心大学 | 98.3 |
山内 清海 | トマスの生命論 | 純心人文研究5 | 長崎純心大学 | 99.3 |
山崎 達也 | Die Analogie als ein ethisches Prinzip in der Theologie des Meister Eckhart | Freiburger Zeitschrift fur Philosophie und Theologie,44-3 | 97.12 | |
山崎 裕子 | アンセルムスによる悪の理解―アウグスティヌスとの比較考察― | 日本カトリック神学会誌9 | 日本カトリック神学会 | 98.7 |
山崎 裕子 | アンセルムスの秩序論 | 中世哲学研究17 | 京大中世哲学研究会 | 98.11 |
山田 晶 | 呼び出される真理 Te invoco, Deus veritas. -Soliloq. I, c.1. n.3- | 中世哲学研究15 | 京大中世哲学研究会 | 96.11 |
山本 芳久 | 人間本性の自己超越的構造―トマス哲学を手がかりに― | 論集17 | 東京大学大学院哲学研究室 | 99.3 |
K.リ-ゼンフーバー | 中世思想史 | 中世思想原典集成栞10~13 | 平凡社 | 96.6~98.9 |
K.リ-ゼンフーバー | 序言 | 「中世の社会思想」 | 創文社 | 96.6 |
K.リ-ゼンフーバー | アエギディウス・ロマヌスの社会・政治思想 | 「中世の社会思想」 | 創文社 | 96.6 |
K.リ-ゼンフーバー | 主体概念の誕生―中世のスコラ学と神秘思想における自己意識の構造―1~3 | 大乗禅864~866 | 中央仏教社 | 96.10~12 |
K.リ-ゼンフーバー | 教父の思考様式をめぐって | パトリスティカ3 | 教父研究会 | 96.12 |
K.リ-ゼンフーバー | ボエティウスの伝統―プラトン主義とアリストテレス論理学の中世への継承 | 「中世における自由学芸の伝統」 | 研究成果報告書 | 97.3 |
K.リ-ゼンフーバー | Der Streit um die ratio in der Frühscholastik | Was ist Philosophie im Mittelalter? | Walter de ruyter,Berlin | 98 |
K.リ-ゼンフーバー | 形而上学,1.西洋 | 「岩波哲学・思想事典」 | 岩波書店 | 98.3 |
K.リ-ゼンフーバー | 教育論 | 「岩波哲学・思想事典」 | 岩波書店 | 98.3 |
K.リ-ゼンフーバー | 緒言 | 「判断と存在―トマス・アクィナス論考」(矢玉俊彦著) | 晃洋書房 | 98.3 |
K.リ-ゼンフーバー | 聖霊の神学と霊性 | カルメル特集号 | 洗足カルメル修道会 | 98.6 |
K.リ-ゼンフーバー | シャルトルのティエリにおける一性の算術と形而上学―十二世紀における自然哲学と神学について― | 「ヨーロッパ中世の自然観」 | 創文社 | 98.6 |
K.リ-ゼンフーバー | 序言 | 「聖ベネディクトゥスと修道院文化」 | 創文社 | 98.9 |
K.リ-ゼンフーバー | 中世の修道院霊性における自己認識の問題 | 「聖ベネディクトゥスと修道院文化」 | 創文社 | 98.9 |
K.リ-ゼンフーバー | 序言 | 「トマス・アクィナスの倫理思想」 | 創文社 | 99.2 |
K.リ-ゼンフーバー | 人格の理性的自己形成―トマス・アクィナスの論理学の存在論的・人間論的構造 | 「トマス・アクィナスの倫理思想」 | 創文社 | 99.2 |
注:ローマ字表記してありますが,本来はギリシア語で表記されています。
4 書評
書評者 | 書誌 | 雑誌名 | 出版社・大学等 | 発行年 |
---|---|---|---|---|
荒井 洋一 | 聖心女子大学キリスト教文化研究所編「地球化時代のキリスト教」春秋社 1998年 | カトリック新聞 | 98.5 | |
井澤 清 | R. McInerny: Aquinas and Analogy. The Catholic University of America Press, 1996 | 中世思想研究39 | 中世哲学会 | 97.9 |
井澤 清 | A. Thompson: Francisco Suarez’s Theory of Analogy and the Metaphysics of St.Thomas Aquinas in Angelicum. | 中世哲学研究16 | 京大中世哲学研究会 | 97.11 |
上村 直樹 | T. D. J. Chappell: Aristotle and Augustine on Freedom: Two Theories of Freedom, Voluntary Action and Akrasia, New York, 1995 | 中世思想研究39 | 中世哲学会 | 97.9 |
大森 正樹 | Pannayotis Nellas: Le vivant divinisé L’anthropologie des Pères de I’Église, Paris, 1989 | 中世思想研究38 | 中世哲学会 | 96.9 |
大森 正樹 | Jacques Lison: L’Esprit répandu, la pneumatologie de Grégoire Palamas, Paris, 1994 | 中世思想研究40 | 中世哲学会 | 98.9 |
荻野 弘之 | K.リーゼンフーバー著「中世哲学の源流」創文社,1995 | カトリック研究65 | 上智大学神学会 | 96.6 |
荻野 弘之 | トマス・アクィナス著「神学大全25」山田晶訳 創文社,1997 | 創文391 | 創文社 | 97.9 |
荻野 弘之 | 宮本久雄,山本巍,大貫隆著「聖書の言語を超えて」 東京大学出版会,1997 | 福音と世界52巻12 | 新教出版社 | 97.12 |
荻野 弘之 | 聖心女子大学キリスト教文化研究所編「地球化時代のキリスト教」春秋社,1998 | キリスト教新聞2581 | キリスト新聞社 | 98.4 |
加藤 和哉 | F. O’Rourke: Pseudo Dionysius & the Metaphysics of Aquinas | 中世思想研究40 | 中世哲学会 | 98.9 |
加藤 守通 | 近藤恒一著「ペトラルカと対話体文学」 創文社,1997 | ルネサンス研究5 | ルネサンス研究会 | 98.7 |
川添 信介 | 岡崎文明著「プロクロスとトマス・アクィナスにおける善と存在者―西洋哲学史研究序説―」 晃洋書房,1993 | 中世思想研究39 | 中世哲学会 | 97.9 |
川添 信介 | 水田英実著「トマス・アクィナスの知性論」 創文社,1998 | 創文・402 | 創文社 | 98.9 |
菊池 伸二 | 岡野昌雄著「アウグスティヌス『告白』の哲学」 創文社,1997 | 中世思想研究40 | 中世哲学会 | 98.9 |
佐々木 亘 | 片山寛著「トマス・アクィナスの三位一体論研究」 創文社,1995年 | 日本の神学35 | 日本基督教学会 | 96.9 |
茂泉 昭男 | 片柳栄一著「初期アウグスティヌス哲学の形成」 創文社 | 日本の神学35 | 日本基督教学会 | 96.9 |
茂泉 昭男 | 岡野昌雄著「アウグスティヌス『告白』の哲学」 創文社,1997 | 日本の神学37 | 日本基督教学会 | 98.9 |
渋谷 克美 | S.Knuuttila, Modalities in Medieval Philosophy | 中世思想研究39 | 中世哲学会 | 97.9 |
杉崎泰一郎 | 磯見辰徳編「彷徨 西洋中世世界」 南窓社,1996年 | 上智史學41 | 96.11 | |
谷 隆一郎 | 坂口ふみ著「個の誕生―キリスト教教理を作った人々」 岩波書店,1996 | 中世思想研究39 | 中世哲学会 | 97.9 |
谷 隆一郎 | 宮本久雄,山本巍,大貫隆著「聖書の言語を超えて―ソクラテス・イエス・グノーシス」,東京大学出版会,1997 | エイコーン | 新世社 | 98.7 |
谷 隆一郎 | 土井健司著「神認識とエベクタシス」 創文社,1998 | 福音と世界 | 98.10 | |
手塚奈々子 | アウグスティヌス著/中沢宣夫訳「ヨハネ福音書講解」全二巻,新教出版社 | キリスト教学39 | 立教大学キリスト教学会 | 97.12 |
出村みや子 | 山田望著「キリストの模範―ペラギウス神学における神の義とパイデイア」 教文館,1997 | 本のひろば471 | キリスト教文書センター | 97.12 |
土橋 茂樹 | J.M.Blythe:Ideal Government and the Mixed Constitution in the Middle Ages,Princeton,1992 | 中世思想研究38 | 中世哲学会 | 96.9 |
根占 献一 | 近藤恒一著「ペトラルカと対話体文学」 創文社,1997 | 創文397 | 創文社 | 98.4 |
花井 一典 | 渡部菊郎著「トマス・アクィナスにおける真理論」 創文社,1997 | 創文390 | 創文社 | 97.8 |
桶笠 勝士 | 荒井洋一著「アウグスティヌスの探求構造」 創文社,1998 | 中世思想研究40 | 中世哲学会 | 98.9 |
堀江 聡 | 熊田陽一郎著「プラトニズムの水脈」 世界書院,1996 | 中世思想研究40 | 中世哲学会 | 98.9 |
山田 晶 | 中沢宣夫訳「アウグスティヌス ヨハネ福音書註解上巻」 教文館,1996 | 本のひろば10 | 教文館 | 96.10 |
K.リーゼンフーバー | C.ドウソン著「中世のキリスト教と文化」 新泉社,1996 | キリスト教新聞2499 | キリスト新聞社 | 96.8 |