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1990年4月~1993年3月:『中世思想研究』第35号掲載

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この目録について

このページの目録は1990年4月より1993年3月までのものですが,一部例外があります。また目録の内容は『中世思想研究』の35号(1993年)に掲載されたものを基に作成されています。

ギリシア語はすべてローマ字に変換してあります。また,Web上に掲載するために一部表記が『中世思想研究』に掲載されているものと異なる場合があります。

目録

1 単行本

中世関係文献目録:単行本

著書名 書名 出版社 発行年
稲垣 良典 トマス・アクィナス 清水書院 92.11
伊藤 博昭 ヘルメスとシビュラのイコノロジー ありな書房 92.2
甚野 尚志 隠喩のなかの中世—西洋中世における政治表現の研究— 弘文堂 92.10
宮本 久雄 宗教言語の可能性 勁草書房 92.4
宮本 久雄(監修) 中世思想原典集成2・盛期ギリシャ教父 平凡社 92.9
宮本 久雄(共著) 哲学原典資料集 東京大学出版会 93.2
加藤 武 アウグスティヌスの言語論 創文社 91.
小山 宙丸(監修) 中世思想原典集成17・中世末期の神秘思想 平凡社 92.2
久山 宗彦 ナイル湖畔の聖家族 フットワーク出版 91.7
久山 宗彦 イスラム世界の日常倫理 フットワーク出版 91.7
箕輪 秀二(監修) 中世思想原典集成13・盛期スコラ哲学 平凡社 93.2
大谷 敬治(監修) 中世思想原典集成6・カロリング・ルネサンス 平凡社 92.6
K. リーゼンフーバー(共編) 新装版キリスト教史1〜4 講談社 90.10, 11, 12, 91.1
K. リーゼンフーバー 西洋古代中世哲学史 財団法人放送大学教育復興会 91.3
K. リーゼンフーバー(編) 中世の自然観 創文社 91.4
K. リーゼンフーバー(編) 中世の修道制 創文社 91.10
K・リーゼンフーバー(総監修) 中世思想原典集成17・6・2・13 平凡社 92.2・6・9, 93.2
清水 哲郎 オッカムの言語哲学 勁草書房 90.5
R・L・シロニス エリウゲナの思想と中世の新プラトン主義 創文社 92.2
高橋 旦 倫理から宗教へ 南窓社 90.11
田中 千里 イスラム文化と西洋—イブン・ルシド[アヴェロエス]研究— 講談社 91.3
八木 雄二 スコトゥスの存在理解 創文社 92.12

 

2 翻訳

中世関係文献目録:翻訳

著者名 書名 訳者 出版社 発行年
アルクイヌス 文法学 山崎裕子訳 中世思想原典集成6・平凡社 92.6
アルベルトゥス・マグヌス ディオニュシウス神秘神学註解 須藤和夫訳 中世思想原典集成13・平凡社 93.2
アウグスティヌス 神の国(第5分冊) 服部英次郎・藤本雄三訳 岩波書店 91.4
バシレイオス へクサエメロン(創造の六日間) 出村和彦訳 中世思想原典集成2・平凡社 92.9
バシレイオス 書簡集 出村和彦訳 中世思想原典集成2・平凡社 92.9
ベーダ・ウェネラビリス 福音書説教集 須藤和夫・伊能哲大訳 中世思想原典集成6・平凡社 92.6
E. ベンツ 〈神の像〉としての人間 エラノス叢書3 薗田担訳 平凡社 92.1
O・バーフィールド 科学と質 朝倉文市(共訳) キリスト教文化研究所年報・文化学編15−1・ノートルダム清心女子大学 92.3
O・バーフィールド 言語と受肉 朝倉文市(共訳) キリスト教文化研究所年報14・ノートルダム清心女子大学 92.3
O・バーフィールド 「神の子」と「人の子」 朝倉文市(共訳) キリスト教文化研究所年報・ノートルダム清心女子大学 93.3
ボナヴェントゥラ 神学紀要 関根豊明訳(共訳) エンデルレ書店 91.3
ボナヴェントゥラ ソリロクィウム(観想録) 関根豊明訳 エンデルレ書店 91.11
ボナヴェントゥラ 聖ボナヴェントゥラ命題集註解序言 須藤和夫訳 ボナヴェントゥラ紀要8・東京ボナヴェントゥラ研究所 92.10
ボナヴェントゥラ 魂の神への道程註解 長倉久子訳 創文社 93.2
ボナヴェントゥラ 魂の歴道(7)—Bonaventura,Itinerarium mentis in Deum 第7章翻訳と注解 長倉久子訳 南山神学13・南山大学 90.2
カエタン・エッサー フランシスコ会の始まり—歴史が語る小さき兄弟会の初期理念 伊能哲大訳 新世社 93.2
エルンスト・カントロヴィッチ 中世政治思想における「祖国のために死ぬこと」 甚野尚志訳 みすず365・366・みすず書房 91.8・9
E・カッシーラー 個と宇宙—ルネサンス精神史— 薗田担訳 名古屋大学出版会 91.2
ニコラウス・クザ—ヌス 信仰の平和 八巻和彦訳 中世思想原典集成17・平凡社 92.2
ニコラウス・クザ—ヌス テオリアの最高段階について 佐藤直子訳 中世思想原典集成17・平凡社 92.3
スティーブン・J・ダフィー 心の闇(I)問い直される原罪 山崎裕子訳 神学ダイジェスト73・上智大学進学会 92.12
ディナンのダヴィド クァテルヌリ(小四部作)—区分について 塩田睦訳 中世思想原典集成13・平凡社 93.2
C・ドーソン キリスト教文化とは何か—人間生活再生への道— 朝倉文市訳 キリスト教文化研究所年報15・ノートルダム清心女子大学 93.3
ヴェルナー・デットロッフ 荒野と清貧—ボナヴェントゥラにおける空の思想 坂口昂吉訳 ボナヴェントゥラ紀要7・東京ボナヴェントゥラ研究所 92.10
ヴェルナー・デットロッフ キリスト教における否定神学の歴史と意義 坂口昂吉訳 ボナヴェントゥラ紀要8・東京ボナヴェントゥラ研究所 92.10
フライベルクのディートリッヒ 至福直感について 渡部菊郎訳 中世思想原典集成13・平凡社 93.2
ディオニシウス・アレオパギテース 神名論・神秘神学 熊田陽一郎訳 キリスト教神秘主義著作集1・教文館 92.11
エイレナイオス 使徒的宣教の立証 塩谷惇子訳 エイコーン9・新世社 93.3
マイスター・エックハルト エックハルト説教集 田島照久訳 岩波書店 90.6
フレデギスス 無と闇の実在について 山崎裕子訳 中世思想原典集成6・平凡社 92.6
ジャン・ジェルソン 神秘神学 上野正ニ・八巻和彦訳 中世思想原典集成17・平凡社 92.2
ナジアンゾスのグレゴリウス 神学講話 萩野弘之訳 中世思想原典集成2・平凡社 92.9
ニュッサのグレゴリオス 雅歌講話 大森正樹・宮本久雄・谷隆一郎・篠崎榮・秋山学訳 新世社 91.2
ニュッサのグレゴリオス 人間創造論<抄訳> 秋山学訳 中世思想原典集成2・平凡社 92.9
ニュッサのグレゴリオス モーセの生涯 谷隆一郎訳 キリスト教神秘主義著作集1・教文館 92.11
O・J・ハルトマン 自由とは何か—その意味と目的 朝倉文市(共訳) キリスト教文化研究所年報12・ノートルダム清心女子大学 90.3
K・ハリンガー シトー[修道院]の起源について 朝倉文市(共訳) キリスト教文化研究所年報13・ノートルダム清心女子大学 91.3
ガンのヘンリクス 任意討論集(一部) 八木雄三・矢玉俊彦訳 中世思想原典集成13・平凡社 93.2
オルレアンのヨナス 王の教育について 三上茂訳 中世思想原典集成6・平凡社 92.6
ぺトルス・ロンバルドゥス 命題集第二巻第十三区分 須藤和夫訳 季刊iichiko24・日本ベリエールアートセンター 92.7
J・マレンボン 後期中世の哲学1150−1350(第2刷) 加藤雅人訳 勁草書房 91.11
オッカム アリストテレス自然学問題集第一問題—第六問題 渋谷克美訳 季刊哲学11・哲学書房 90.6
オッカム 神について知る可能性:明証認識と直覚/抽象認識—自由討論集大5巻より 清水哲郎訳 季刊哲学11・哲学書房 90.6
オッカム 大論理学 Summa Logicae 第一部第六三章〜第七七章の翻訳と注解—オッカムの代示 suppositio 理論—(一),(二) 渋谷克美訳 愛知教育大学研究報告41・42 92.2, 93.2
グレゴリオス・パラマス 説教35 大森正樹訳 エイコーン35・新世社 92.1
総長フィリップス 善についての大全 渡部菊郎訳 中世思想原典集成13・平凡社 93.2
ピコ・デッラ・ミランドラ ベニヴィエーニの「愛の歌」註解(I) 伊藤博明訳 埼玉大学紀要人文総合篇9 91.3
ピコ・デッラ・ミランドラ ベニヴィエーニの「愛の歌」註解(II) 伊藤博明訳 埼玉大学紀要人文科学篇42 93.3
リチャード・ロウル 愛の火 道躰滋穂子訳 中世思想原典集成17・平凡社 92.2
エギディウス・ロマヌス エッセと本質に関する諸定理I〜IV 箕輪秀二・八木雄三・大野晃徳・松山英麿訳 慶応義塾大学日吉紀要人文科学7 92.5
ブラバンのシゲルス 世界の永遠性について 八木雄三・矢玉俊彦訳 中世思想原典集成13・平凡社 93.2
F・フアン・ステンベルゲン トマス哲学入門 稲垣良典・山内清海訳 白水社 90.5
パリ司教エティエンヌ・タンピエ 1270年の非難宣言/1277年の禁令 八木雄三・矢玉俊彦訳 中世思想原典集成13・平凡社 93.2
テオドゥルフ 詞歌集 長谷川星舟・佐藤直子訳 中世思想原典集成6・平凡社 92.6
トマス・アクィナス 言と光 ヨハネ福音書註解 津崎幸子訳 新地書房 91.6
トマス・アクィナス 神学大全第二二分冊 渋谷克美訳 創文社 91.8
トマス・アクィナス ロマ書講解11章30〜34節 花井一典訳 季刊哲学12・哲学書房 92.10
トマス・アクィナス コリント前書講解1章21〜25節 花井一典訳 季刊哲学12・哲学書房 92.10
シュトラスブルグのウルリッヒ 最高善について 渡部菊郎・須藤和夫訳 中世思想原典集成13・平凡社 93.2
ボーヴェのウィンケンティウス 大きな鏡 須藤和夫訳 中世思想原典集成13・平凡社 93.2
A.ツムケラー (tr.Edmund Colledge) アウグスチヌスの修道生活の理想1章の1 和田トク子訳 紀要マラナタ1・ノートルダム女子大学キリスト教文化研究所 93.3

:坂口昂吉氏の「昂」は本来,異字体で表記されるべきものです.フォント表示の問題で勝手ながら「昂」を使わせていただきました.

 

3 研究論文

中世関係文献目録:研究論文

著書名 題目 雑誌名 出版社・大学等 発行年
秋山 学 ニュッサのグレゴリウスにおける修道の思想—『人間創造論』を中心に— エイコーン4 新世社 90.6
秋山 学 ニュッサのグレゴリウスにおける聖書解釈の展開—旧約聖書の注解書を中心に— 西洋古典学研究40 岩波書店 92.3
荒井 洋一 サン・ヴィクトルのリカルドゥスの『力強い愛の四つの段階について』における「愛の力強さ」と「生来の力」 東京学芸大学紀要2−42 東京学芸大学 91.2
荒井 洋一 CREDERE IN EUM—『ヨハネ福音書講解』XXXIX, 6.における信論の展開 東京学芸大学紀要2−43 東京学芸大学 92.2
荒井 洋一 アウグスティヌスにおける「呼ぶ・呼びかける・呼び求める」 中世における知と超越 創文社 92.3
荒井 洋一 『独白』における他者認識と自己認識と神の認識の相関性について 東京学芸大学紀要2−44 東京学芸大学 93.3
朝倉 文市 中世初期における修道制と労働 「前近代の西欧における生活史の比較史的研究」研究成果報告書 九州大学教養部西洋史研究室 91.3
朝倉 文市 修道院文化の形成—聖ベネディクトゥスの回心— 日本カトリック神学会誌3 日本カトリック神学会 92.7
朝倉 文市 グレゴリウス一世の人と思想 カトリック研究61 上智大学神学会 92.7
朝倉 文市 「カロリング・ルネサンス」における「礼拝と文化」 人文科学研究所紀要14 清心女子大学人文科学研究所 93.3
千阪 靖朗 ダンテにおけるブラバンのシゲルスの位置 木野評論21 京都精華大学 90.3
千阪 靖朗 Über die Bedeutung der Erfahrung bei Franz von Assisi Knowledge and the Science in medieval philosophy S. I. E. P. M 90.4
千阪 靖朗 トマス・アクィナスにおけるハビトゥスの構造と意義 京都精華大学紀要1 京都精華大学 91.5
千阪 靖朗 「出エジプト記」(3. 14)とトマス・アクィナスの存在論 京都精華大学紀要2 京都精華大学 91.12
千阪 靖朗 エハンネス・クイドルト・パリシエンシスの存在論について 京都精華大学紀要3 京都精華大学 92.7
千阪 靖朗 トマス・アクィナスにおける悪の問題 京都精華大学紀要4 京都精華大学 93.1
出村 和彦 Ethical Virtues in Origen and Plotinus Origeniana Quinta Leuven University Press 92.7
出村みや子 初期キリスト教の復活論理解の変遷(1)—オリゲネスの復活論におけるパウロの影響— キリスト教文化研究所年報21 ノートルダム清心女子大学 99.3
出村みや子 オリゲネスの歴史観とアレクサンドリアの知恵神学 「聖書の思想とその展開」 教文館 91.9
出村みや子 オリゲネスにおける「創造」の理解—蔵言八・二二の解釈を中心として エイコーン8 新世社 92.9
道躰滋穂子 神に関する本質主義と現存主義—アウグスティヌスとトマス・アクィナス— 桜美林論集20 桜美林大学 93.3
道躰滋穂子 デカルトの神の第三証明と中世哲学 桜美林論集18 桜美林大学 91.3
藤本 雄三 トマス・アクィナスの愛徳論研究(その2) 武庫川女子大学紀要38 武庫川女子大学 91.3
藤本 雄三 「書簡」に見られるアウグスティヌスの人間関係 人間学研究6 武庫川女子大学人間学研究会 91.3
藤本 雄三 トマス・アクィナスの愛徳論研究(その3) 武庫川女子大学紀要39 武庫川女子大学 92.3
藤本 雄三 トマス研究の方向性 武庫川女子大学哲学研究集7 武庫川女子大学 92.9
藤本 雄三 アウグスティヌスにおける「平和」の思想(1) 武庫川女子大学紀要40 武庫川女子大学 93.3
藤本 温 トマス・アクィナスの共通感覚論 中世哲学研究10 京大中世哲学研究会 91.10
藤本 温 トマス・アクィナスにおける”actio manens”としての感覚と知性について 中世思想研究34 中世哲学会 92.9
花井 一典 神の存在論的証明への一考察 東北哲学会年報7 東北哲学会 91.6
花井 一典 超越概念と経験—トマスの場合— 「中世における知と超越」 創文社 92.3
飯塚 知敬 アンセルムス『選択の自由について』の考察 長崎大学教育学部人文科学教育報告44 長崎大学 92.3
飯塚 知敬 アンセルムス『真理について』の考察 長崎大学教育学部人文科学教育報告45 長崎大学 92.6
飯塚 知敬 アンセルムスにおける<選択の自由>について 西日本哲学会会報40 西日本哲学会 92.10
稲垣 良典 道徳と宗教—トマスのレリギオ概念についての一考察 哲学論文集27 九州大学哲学会 91.9
稲垣 良典 人格の形而上学試論 哲学年報51 九州大学文学部 92.3
稲垣 良典 経験と神 「中世における知と超越」 創文社 92.3
稲垣 良典 トマス思想と現代 東北学院大学キリスト教研究所紀要10 東北学院大学 92.6
稲垣 良典 人格と真理 福岡女学院大学紀要3 福岡女学院大学 93.2
印具 徹 「称名の宗教」としてのキリスト教 I—特に,アンセルムスにおける宗教を中心として— 紀要 聖母被昇天学院宗教教育研究所 90.4
印具 徹 「称名の宗教」としてのキリスト教 II—特に,アンセルムスにおける宗教を中心として— 紀要 聖母被昇天学院宗教教育研究所 91.4
印具 徹 「称名の宗教」としてのキリスト教 III—特に,アンセルムスにおける宗教を中心として— 紀要 聖母被昇天学院宗教教育研究所 92.4
印具 徹 「称名の宗教」としてのキリスト教 IV—特に,アンセルムスにおける宗教を中心として— 紀要 聖母被昇天学院宗教教育研究所 93.4
伊藤 博明 被造物はわれらを映す鏡—『薔薇の名前』とリールのアラヌス 季刊哲学11 哲学書房 90.6
岩熊 幸男 Anonymus Parisiensis, Compendium Sophisticorum Elenchorum (co-author Sten Ebbesen) Cahiers de l’Institut du Moyen-Age Grec et Latin 60 90.
岩熊 幸男 「唯物論」の成立と展開 中世思想研究32 中世哲学会 90.9
岩熊 幸男 Some Hither-to Unedited Texts on Logic in ms Wolfenbüttel, 56. 20 Aug. 8° Journal of Fukui Prefectural University 1 福井県立大学 92.12
岩熊 幸男 Logico-Theological Schools from the Second Half of the 12th Century: A list of Sources (co-author Sten Ebbesen) Viuarium 30 92.
岩熊 幸男 Twelfth Century Nominales : The Posthumous School of Peter Abelard Viuarium 30 92.
甚野 尚志 ヨーロッパ中世における職能の貴賎と労働観をめぐって 「安定期社会における人生の諸相」 京都ゼミナールハウス 90.5
片山 寛 トマス・アクィナスの三位一体論 ディアロゴス5 九州大学哲学倫理学研究会 92.8
片山 寛 トマスにおけるペルソナの概念 西南女学院短期大学39 西南女学院短期大学 92.12
加藤 雅人 ヘンリクスにおける真・真理・純粋真理—Summa,a.1— 中世哲学研究9 京大中世哲学研究会 90.10
加藤 雅人 トマス・アクィナスにおける哲学と教育 大阪女子短期大学紀要15 大阪女子短期大学学術委員会 90.12
加藤 雅人 ガンのヘンリクスにおける知の確実性の問題 関西哲学会紀要25 関西哲学会 91.3
加藤 雅人 ガンのヘンリクスとドゥンス・スコトゥスとの論争—新アカデメイア派の懐疑論をめぐって— 中世哲学研究10 京大哲学研究会 91.10
加藤 雅人 ガンのヘンリクスの思想発展について 大阪女子短期大学紀要16 大阪女子短期大学学術委員会 91.12
加藤 信朗 アウグスティヌスの三位一体論 中世思想研究33 中世哲学会 91.9
加藤 信朗 大いなるもの—アウグスティヌス『告白録』冒頭箇所(Ą,1,1)逐語解の試み— 宗教と文化15 聖心女子大学キリスト教文化研究所 93.3
加藤 武 CONDITIO HUMANA—Sonus et Verbum—(De Doctrina Christiana, 1,12) 中世思想研究34 中世哲学会 92.9
加藤 武 La voix chez Origène et saint Augustin Augustiniana 40, fasc. 1-4 Mŕlanges T. J. van Bavel Institutum Historicum Augustinianum Lovanii 90.
菊池 伸二 『マニ教徒に対する創世記注解』におけるordoの意味 中世哲学研究9 京大中世哲学研究会 90.10
菊池 伸二 アウグスティヌスの「二つの魂」説批判について 中世哲学研究10 京大中世哲学研究会 91.10
菊池 伸二 アウグスティヌスにおける「信仰」理解について—『信ずることの効用』を中心に— 中世哲学研究11 京大中世哲学研究会 92.10
岸 英司 諸宗教との出会いにおける理性の意義—S.C.G. L.1, C1〜C8を中心として サピエンチア24 英和大学 90.2
小林 春夫 ANA’iYAH—スフラワルディーにおける「自我」の概念— オリエント33−1 日本オリエント学会 90.9
小林 春夫 Ibn Sina and Suhrawardi on Self-consciousness: Some Comparative Remarks Orient 26 The Society for Near Eastern Studies in japan 90.
河野 一典 アウグスティヌスにおける霊的質料の問題—『創世記』冒頭の解釈をめぐって— 中世思想研究33 中世哲学会 91.9
河野 一典 アウグスティヌスにおける「地」(Genesis I, 1-2)としての質料—マニ教徒論駁の観点で— 中世哲学研究研究11 京大中世哲学研究会 92.10
熊田陽一郎 ヨハネス・スコートウス・エリウゲナの思想 ケルト 伝統と民族の想像力 中央大学人文科学研究所編 91.3
熊田陽一郎 光,その自然学・比喩・形而上学 季刊iichiko24 日本ベリエールアートセンター 92.7
久山 宗彦 イスラムも認めている聖家族のエジプト避難の旅 月刊アフリカ30−8 アフリカ協会 90.8
久山 宗彦 チェニジアの聖地を訪ねて 月刊アフリカ31−2 アフリカ協会 91.2
久山 宗彦 「人づくり」のためのある教育思想 世紀43−8 91.8
久山 道彦 オリゲネス『原理論』における懈怠と本性 日本の神学29 日本基督教学会 90.9
久山 道彦 使徒教父文書における「懈怠」について 宗教研究287 日本宗教学会 91.3
松田 禎ニ アウグスティヌスのプラトン派論駁—De civitate Dei VI−Xを中心に— 中世哲学研究10 京大哲学研究会 91.10
松田 禎ニ ボエティウスにおける運命と摂理 「中世における知と超越」 創文社 92.3
松田 美佳 エックハルト・ラテン著作における存在と義 宗教哲学研究9 京都哲学研究会編 92.4
松崎 一平 罰の語り—アウグスティヌス『自由意志論』第1巻— 富山大学教養部紀要24−(1) 富山大学教養部 91.7
松崎 一平 「梨盗み」の意味—アウグスティヌス『告白』第2巻— 富山大学教養部紀要24-(2) 富山大学教養部 92.2
松崎 一平 nocte intempesta—Augustinus, Confessiones II, 4, 9— 中世哲学研究11 京大中世哲学研究会 92.10
宮川 俊行 人間個体の成立時期を巡って 純心女子短期大学紀要26 純真女子短期大学 90.3
宮川 俊行 「からだの復活」について 純心女子短期大学紀要28 純真女子短期大学 91.5
宮川 俊行 「キリストの教会の一員」についての神学的考察 純真女子短期大学紀要29 純真女子短期大学 92.3
宮川 俊行 イエス・キリストと創造 福岡サンスルピス大神学院紀要6 福岡サンスルピス大神学院 92.11
宮本 久雄 エックハルトのドイツ語説教の意義 「中世における知と超越」 創文社 92.3
水垣 渉 初期アタナシオスにおける≪想像≫ 途上20 思想とキリスト教研究会 91.6
水垣 渉 キリスト教思想の本質と構造としての≪ハヤトロギア≫—有賀太郎の業績とその意義 李鐘博士古稀紀念論文集 同刊行会編,ソウル 92.4
水垣 渉 聖霊と探求—オーリゲネ—ス『諸原理について』第四巻における聖書解釈学の基礎付け エウセビオス研究3, キリスト教とローマ帝国 リトン 92.12
水垣 渉 “Spirit” and “Search”: the Basis of Biblical Hermeneutics in Origen’s On First Principles 4. 1-3 H.W.Attridge and G. Hata (eds.) Eusebius, Christianity and Judaism Detroit: Wayne State University Press 92.
水落 健治 初期スコラ学の諸問題と<論理学>の伝統 中世思想研究32 中世哲学会 90.9
水落 健治 初期ストア哲学における認識の起源の問題—論理学の基礎論として— 中世哲学研究9 京大哲学研究会 90.10
水落 健治 アウグスティヌス De Dialecticaの著作問題をめぐって—研究史と若干の考察— 明治学院大学キリスト教研究所紀要24 明治学院大学キリスト教研究所 91.7
水落 健治 アウグスティヌスにおけるDialecticaの問題(3)—De Dialectica v. V— 明治学院論叢総合科学研究41 明治学院大学 92.3
水落 健治 アウグスティヌスとDe Dialectica—著作問題に関する文献学的考察— 中世思想研究34 中世哲学会 92.9
水落 健治 人のことばと神のことば—加藤武「CONDITIO HUMANA−Sonus et Verbum」へのコメント 中世思想研究34 中世哲学会 92.9
水田 英実 トマス・アクィナスにおける能動知性の問題 シンポジオン37 広島大学文学部哲学研究室 92.3
森 泰男 アウグスティヌス,『創世記逐語注解』における「神は第7の日に休息した」の解釈について 西南学院大学国際文化論集 西南学院大学学術研究所 90.7
森 泰男 アウグスティヌス,『創世記逐語注解』における「夕があり,朝があった」の解釈について 中世哲学研究10 京大哲学研究会 91.10
森 泰男 The Significans of visio spiritualis in Augustine’s Epistemology 西南学院大学国大文化論集7-1 西南学院大学学術研究所 92.7
長倉 久子 トマスにかける実在と言葉—言語の分析よりESSEの意味へ 中世思想研究32 中世哲学会 90.9
長倉 久子 ボナヴェントゥラの自然観 上智大学中世思想研究所編「中世の自然観」 創文社 91.4
長倉 久子 La réalité aux yeux de Saint Bonaventure Knowledge and the Science in Medieval Philosophy The Proceedings of the 8th International Congress of Medieval Philosophy, The Philosophical Society of Finland 91.
中川 純男 内在としての存在—アウグスティヌス『ソリロクィア』,『魂の不死』における 「中世における知と超越」 創文社 92.3
中川 純男 認識の確実性—懐疑主義とアウグスティヌス 大阪教育大学紀要I部門41-1 大阪教育大学 92.9
中山浩二郎 実在と本質について—トマスの哲学的立場(そのII)— 創価大学人文論集3 創価大学人文学会 91.3
中山 善樹 エックハルト『創世記注解』における始原論 中世哲学研究9 京大中世哲学研究会 90.10
中山 善樹 エックハルト『ヨハネ福音書注解』における始原論 中世思想研究33 中世哲学会 91.9
中山 善樹 エックハルト『創世記注解』における「存在」の問題 「中世における知と超越」 創文社 92.3
小浜 善信 持続と存在—Thomas, Sum.Theol I, q.10, a.1〜6およびq.46,a.1を中心として— 中世哲学研究11 京大哲学研究会 92.10
小幡 義信 聖アウグスティヌス研究のメムワール(II) 八戸大学紀要10 八戸大学 91.3
小幡 義信 聖アウグスティヌス研究のメムワール(III) 八戸大学紀要11 八戸大学 92.3
小幡 義信 聖アウグスティヌス研究のメムワール(IV) 八戸大学紀要12 八戸大学 93.3
小幡 義信 聖トマス・アクィナスによる聖体の秘跡について 八戸大学紀要12 八戸大学 93.3
小川 量子 ドゥンス・スコトゥスにおける実践的な学の在り方について 哲学論集19 上智大学哲学会 90.6
小川 量子 否定性と実在性のパラドクス:ドゥンス・スコトゥスにおける個体化と受肉の形而上学 上智哲学誌5 上智大学大学院哲学研究科 92.3
小川 量子 ドゥンス・スコトゥスにおける神学の必要性 日本の神学31 日本基督教学会 92.9
荻野 弘之 記憶の空間—アウグスティヌス『告白録』第10巻における記憶の概念— 論集41 東京女子大学 90.9
荻野 弘之 <生まれる>ことの文法—ナジアンゾスのグレゴリオス『神学講話』第三をめぐって— エイコーン6 新世社 91.7
大森 正樹 パラマスにおける神の本質と働きの区別の問題序説 南山短期大学紀要18 南山短期大学 90.12
大森 正樹 ビザンツの修道制 上智大学中世思想研究所編「中世の修道制」 創文社 91.10
大森 正樹 パラマスにおける神の本質と働きの区別の問題(1) 南山短期大学紀要19 南山短期大学 91.12
大森 正樹 グレゴリオス・パラマスと哲学—へシカムスの伝統との関連において— 「中世における知と超越」 創文社 92.3
大村 晴雄 後期スコラ哲学研究11—ドゥンス・スコートゥスの神学,その対象と方法(6)— 途上20 思想とキリスト教研究会 91.6
大谷 啓治 コンシュのギヨームの『宇宙の哲学』 上智大学中世思想研究所編「中世の自然観」 創文社 91.4
岡部由紀子 アカデメイア派論駁 「プラトン的探求」 九州大学出版会 93.3
岡崎 文明 『原因論』における善一者,有,知性―プロクロス及びトマス・アクィナスとの関係において 中世哲学研究9 京大中世哲学研究会 90.10
岡崎 文明 「善一者」と「存在者」の分離の思想とプロクロス哲学―クザーヌス研究に向けてー クザーヌス研究1 日本クザーヌス学会 91.11
岡崎 文明 トマス・アクィナスの形而上学研究(ニ)―bonum in communi― 金沢大学教育学部紀要,人文科学・社会科学篇41 金沢大学 92.2
大山 悟 トマス・アクィナスによる自己認識の可能性について 大神学院紀要4 福岡サン・スルピス大神学院 90.11
大山 悟 個別性の根源について 大神学院紀要6 福岡サン・スルピス大神学院 92.11
K.リ−ゼンフーバー 神の全能と人間の自由 オッカムの試み 季刊哲学11 哲学書房 90.6
K.リ−ゼンフーバー 神学のカテドラルの礎(トマス・アクィナス) 命題コレクション哲学 筑摩書房 90.11
K.リ−ゼンフーバー トマス・アクィナスにおける自然理解 上智大学中世思想研究所編「中世の自然観」 創文社 91.4
K.リ−ゼンフーバー トマス・アクィナスにおける言葉 中世思想研究33 中世哲学会 91.9
K.リ−ゼンフーバー 中世思想史1〜4 中世思想原典集成栞 平凡社 92.2・6・9,93.2
K.リ−ゼンフーバー トマス・アクィナスにおける超越論的規定の問題 「中世における知と超越」 創文社 92.3
K.リ−ゼンフーバー 存在と思惟—存在理解の展開の可能性を探って(シンポジウム:存在論の基礎付け) 哲学42 日本哲学会 92.4
K.リ−ゼンフーバー 中世における技術の発展とその思想史的背景 日本機械学会誌95-881 日本機械学会 92.4
K.リ−ゼンフーバー Gebrauch und Kontemplation—Zwei patristische Modelle des Verständnisses von Kultur und Religion Zen Buddhism Today 9 Kyoto Seminar for Religious Philosophy 92.11
K.リ−ゼンフーバー Naturverständnis bei Augustinus Lebendige Überlieferung Friedrich-Rückert Verlag/Schwaben-Verlag 93.2
K.リ−ゼンフーバー 新しい中世像を求めて・中世の人間像と教育観(シンポジウム,共著) ソフィアの眼 南窓社 93.3
K.リ−ゼンフーバー The Concept of Beatitudo in Medieval Thought IIAS Symposium: The State of Happiness International Institute for Advanced Studies 93.3
坂口 昂吉 フランシスコ会の創立をめぐって 上智大学中世思想研究所編「中世の修道制」 創文社 91.10
堺 正憲 神について関係的に語られること—アウグスティヌス『三位一体論』第5巻— 中世哲学研究9 京大中世哲学研究会 90.10
堺 正憲 主の後ろを見る—出エジプト記第33章20〜23節についてのアウグスティヌスの解釈をめぐって— 西日本哲学会会報39 西日本哲学会 91.10
酒井 紀幸 Der Cusanische Imago−Dei−Begriff in der Schrift “Idiota de mente” 哲学世界13 早大大学院文学研究科哲学専攻 90.7
酒井 紀幸 クザ—ヌスにおける«laus»について ボナヴェントゥラ紀要8 東京ボナヴェントゥラ研究所 92.10
佐々木 亘 罪の”servus”から義の”servus”へ—トマス・アクィナスにおける”servus”と”liber”についての一考察— 日本カトリック神学会誌2 日本カトリック神学会 91.7
佐々木 亘 トマス・アクィナスにおける「はたらきの主」と”instrumentum”の関係について—「自らを動かす」ことの解釈をめぐって— 中部哲学会紀要24 中部哲学会 92.3
佐々木 亘 imagoとres—トマス・アクィナスにおけるimagoの意味についての一考察— 南山神学別冊9 南山大学大学院神学研究室 92.5
佐藤 直子 クザ—ヌスにおける三一性と根源的思惟の連関 クザ—ヌス学会会報14 日本クザ—ヌス学会 90.5
佐藤 直子 ニコラウス・クザ—ヌス『テオリアの最高段階』における可能概念 人間研究28 日本女子大学心理教育学会 92.3
佐藤 吉昭 Martyrdom and Apostasy Eusebius, Christianity, and Judaism Wayne State University Press 92.11
佐藤 吉昭 古代キリスト教世界における殉教と棄教 エウセビオス研究3, キリスト教とローマ帝国 リトン 92.11
佐藤 吉昭 キプリアヌスにおける聖餐論の展開 京都産業大学世界問題研究紀要12 京都産業大学 93.3
渋谷 克美 オッカムの概念論—フィクトゥム説からインテレクチオ説への変換 哲学41 日本哲学会 91.4
渋谷 克美 中世論理学とオッカム—代示の理論とその歴史的展開 創文326 創文社 91.10
渋谷 克美 フィクトゥム説に対する,オッカムの反駁 中世哲学研究10 京大中世哲学研究会 91.10
清水 哲郎 アテネのパウロ—使徒行伝17章22−31節— 途上19 思想とキリスト教研究会 90.5
清水 哲郎 元祖≪オッカムの剃刀≫—性能と使用法の分析— 季刊哲学11 哲学書房 90.6
清水 哲郎 アテネのパウロ(続)—使徒行伝17章30−31節— 途上20 思想とキリスト教研究会 91.6
清水 哲郎 オッカムにおける方法としての論理学 「中世における知と超越」 創文社 92.3
清水 哲郎 オッカムとルター—あるいは論理学者と十字架のことば学者— 中世思想研究34 中世哲学会 92.9
塩田 睦 アウグスティヌスにおける「無からの想像」について 帝京女子短期大学紀要11 帝京女子短期大 91.1
塩田 睦 トマス『神学大全』におけるcreatio ex nihilo 帝京大学文学部紀要教育学17 帝京大学 92.2
塩谷 惇子 教父エイレナイオスのエウカリスチア思想「天地を結ぶはしご」 清心女子大学紀要38 清心女子大学 90.12
塩谷 惇子 教父エイレナイオスの人間論素描 清心女子大学紀要39 清心女子大学 91.12
塩谷 惇子 教父エイレナイオスの聖霊論を巡って(その1) 清心女子大学紀要40 清心女子大学 92.12
塩谷 惇子 ニュッサのグレゴリウスの言語表現「雅歌講話」の根底にあるものを求めて—宗教的小腸象徴言語の地平— 清心女子大学キリスト教文化研究所紀キリスト教文化1 清心女子大学 93.3
R・L・シロニス エリウゲナの神学における比喩と象徴 カトリック研究62 上智大学神学会 92.12
薗田 担 有限宇宙から無限宇宙へ 命題コレクション哲学 筑摩書房 90.11
薗田 担 N.クザ—ヌスIdiotaの立場と<ことば> 中世思想研究34 中世哲学会 92.9
須藤 和夫 ボナヴェントゥラにおける類似と類比 上智哲学誌 上智大学大学院哲学研究科 92.3
須藤 和夫 光について或いは創造の第一日について 季刊iichiko24 日本ベリエールアートセンター 92.7
杉崎泰一郎 隠修士とその時代—ラ・グランド・シャルトル—ズ修道院を中心に— 上智大学中世思想研究所編「中世の修道制」 創文社 91.10
杉崎泰一郎 グランモン修道会と12世紀の福音主義運動 上智史学7 上智大学史学会 92.11
杉崎泰一郎 グレゴリウス改革期の遍歴説教者—ロベール・ダルブリッセルの理想と現実— 紀尾井史学12 上智大学史学専攻院生会 92.12
田島 照久 Die Originalität des Eckharts Begriff der Abgeschiedenheit 早稲田商学337 早稲田商学同攻会 90.3
田島 照久 DIE BRENNENDE KERZE—zur christlichen Lichtsymbolik 早稲田商学343 早稲田商学同攻会 91.2
田島 照久 神の荒れ野—周縁と異端— 創文326 創文社 91.10
田島 照久 禅とエックハルトにおける無 ボナヴェントゥラ紀要7 東京ボナヴェントゥラ研究所 91.10
田島 照久 風土とメタファー—周縁と救済 早稲田商学350 早稲田商学同攻会 92.1
田島 照久 メタファーとしての沙漠—ドイツ・ミスティークの神論— フィロソフィア79 早稲田大学哲学会 92.3
田島 照久 有(エッセ)をめぐる思惟とそのパースペクティブ変換—マイスター・エックハルトの存在論 文化論集1 早稲田商学同攻会 92.10
田島 照久 ドイツ・ミスティークにおける思惟のトリアーデ—マイスター・エックハルトのesse・generatio・creatio 論— 文化論集2 早稲田商学同攻会 93.3
高橋 旦 ボナヴェントゥーラの三位一体論覚書 カトリック研究57 上智大学神学会 90.6
高橋 旦 ドゥンス・スコトゥスのにおける神の概念 カトリック研究60 上智大学神学会 91.12
高橋 旦 マイスター・エックハルトの『説教集』についての覚書 文化と哲学10 静岡大学哲学会 93.1
高岡 尚 ニコラウス・クザ—ヌス「光の父の贈りもの」,ウルガタ訳聖書「ヤコブ書第一章第二説〜第一八節」の逐語的解釈に依拠した下降と縮限の神学 地域・情報・文化—札幌大学女子短期大学部創立二十周年記念論文集 響文社 93.3
田中 千里 アヴェロエス派異端における二重真理 近畿大学教養部研究紀要22−2 近畿大学 91.12
田中 千里 異端と聖書の英語訳 近畿大学教養部研究紀要24−1 近畿大学 92.7
谷 隆一郎 信と知の研究—アレクサンドリアのクレメンスに依拠して—(その一) エイコーン4 新世社 90.6
谷 隆一郎 信と知の研究—アレクサンドリアのクレメンスに依拠して—(その二) エイコーン6 新世社 91.7
谷 隆一郎 アウグスティヌスにおける悪の問題—「人間・自己の成立」の機微をめぐって— 哲学年報 九州大学文学部 92.3
谷 隆一郎 エペクタシスとエクレシア—ニュッサのグレゴリオス『雅歌講話』を中心として— 「中世における知と超越」 創文社 92.3
谷 隆一郎 信の構造—アウグスティヌス『三位一体論』第13巻を中心として— 哲学年報52 九州大学文学部 93.3
谷口 茂 トマス・アクィナスにおける神の働きの対象としての個物—神の内に留まる働きにおける— 中世思想研究32 中世哲学会 90.9
谷口 茂 トマス・アクィナスにおける神の働きの対象としての個物—神の外なる果に迄及ぶ働きにおける— 南山神学別冊9 南山大学大学院神学研究室 92.5
谷口 茂 人間の個体認識の問題—トマス『スンマ』I, q.86, a.1 およびq.89, a.4 における— 中世哲学研究11 京大中世哲学研究会 92.10
手塚奈々子 ニュッサのグレゴリオスの『モーセの生涯』におけるテオーリア DE-REK 10 立教大学大学院文学研究科組織神学専攻 90.12
手塚奈々子 ニュッサのグレゴリオスの『雅歌注解』における 中世思想研究33 中世哲学会 91.9
手塚奈々子 ニュッサのグレゴリオスにおける人間の生の成立 キリスト教学33 立教大学キリスト教学会 91.12
手塚奈々子 ニュッサのグレゴリオスにおける神のミメーシス キリスト教学33 立教大学キリスト教学会 91.12
手塚奈々子 ニュッサのグレゴリオスの『雅歌講話』におけるエロースの表現について 日本カトリック神学会誌3 日本カトリック神学会 92.7
上枝 美典 範疇の内に置かれる「有」の意味について—Thomas Aquinas, De Ente et Essentia, c.6— 中世哲学研究9 京大中世哲学研究会 90.10
上枝 美典 トマス・アクィナスにおける存在と本質の区別を巡る一つの疑問点について 中世哲学研究10 京大中世哲学研究会 91.10
上枝 美典 『デ・エンテ』第4章における存在と本質 中世哲学研究11 京大中世哲学研究会 92.10
浦 英雄 『ディオニシウス神名論注解』に基づくトマスの神名論—transcendentiaと神— 中世思想研究33 中世哲学会 91.9
浦 英雄 神名としての類比名辞と関係名辞—トマス・アクィナス『神学大全』I部13問— 中世哲学研究11 京大中世哲学研究会 92.10
牛田 徳子 トマス・アクィナスにおけるエンス・コムーネの概念 慶応義塾大学言語文化研究所紀要24 慶応義塾大学言語文化研究所 92.12
渡部 菊郎 アウグスティヌスにおける教育の原点 人間学紀要20 上智大学人間学会 90.12
渡部 菊郎 トマス・アクィナスにおける学問論—「ボエティウス・三位一体論註解」を中心にして 中世における知識観と学者の精神性 平成二年度科学研究費補助金研究成果報告書 91.4
渡部 菊郎 抽象と分離—トマスにおける形而上学の可能根拠の一考察— 中世哲学研究10 京大中世哲学研究会 91.11
八木 雄ニ ドゥンス・スコトゥスの形而上学—形而上学の第一主題は「存在」であることを巡って— 中世思想研究32 中世哲学会 90.9
山田 晶 『ソリロクイア』の祈り Omnia per Deum tendunt esse – Soliloq.I .c.1.n.3- 中世哲学研究9 京大中世哲学研究会 90.10
山田 晶 『ソリロクイア』の祈りNe id quidem quod se imicem permit…-Solil.I ,c.1, n.2- 中世哲学研究10 京大中世哲学研究会 91.10
山田 晶 存在の神秘と科学 岩波講座, 宗教と科学3 岩波書店 92.
山田 晶 概念の二義性—トマスにおけるconceptioとratio— 中世思想研究34 中世哲学会 92.9
山田 晶 「在るもの」と「見る者」—『ソリロクイア』における真理の問題 中世哲学研究11 京大中世哲学研究会 92.10
八巻 和彦 西ドイツにおけるクザ—ヌス研究の動向 ヘーゲル学報1 京都ヘーゲル読書会 90.7
八巻 和彦 自然哲学の試み(1) 早稲田商学343 早稲田大学商学同攻会 91.2
八巻 和彦 東アジアにおける知恵概念の伝統とクザ—ヌスの知恵概念 早稲田商学348 早稲田大学商学同攻会 91.9
八巻 和彦 Die cusanische Weisheitskonzeption im Vergleich zur Ostasiatischen Weisheitstradition MFCG 20 Cusanus-Gesellschaft 92.2
山村 敬 本質とエネルゲイアの区別について—本質とヒュポスタシスの区別との関連において 中世思想研究33 中世哲学会 91.9
山下 正男 ヨーロッパ哲学の困った癖について—ポルフュリオスの樹を手がかりとして 人文学報69 京都大学人文科学研究所 91.12
山崎 裕子 Theological Method in St.Anselm’s Theory of Freedom Knowledge and the Science in Medieval Philosophy, 3 Proceedings of the Eighth International Congress of Medieval Philosophy, Helsinki 90.
山崎 裕子 希望と所有:十字架の聖ヨハネ『カルメル山登攀』と『暗夜』に関する一考察 文教大学国際学部紀要I 文教大学国際学部 91.3
山崎 裕子 神の探求—十字架のヨハネとアウグスティヌス 宗教研究287 日本宗教学会 91.3
山崎 裕子 アンセルムス『哲学的断片』におけるdebere non facere の意味 文教大学国際学部紀要3 文教大学国大学部 93.3
依田 義右 アウグスティヌスの秩序論とマルブランシュの秩序論の差異(その1) 芸術13 大阪芸術大学 90.
依田 義右 アウグスティヌスの秩序論とマルブランシュの秩序論の差異(その2) 芸術14 大阪芸術大学 91.

:坂口昂吉氏の「昂」は本来,異字体で表記されるべきものです.フォント表示の問題で勝手ながら「昂」を使わせていただきました.

 

4 書評

書評者 書誌 雑誌名 出版社・大学等 発行年
朝倉 文市 Matthias Benad, Domus und Religion in Montaillou,… J.C.B. Mohr, Tübingen 1990. キリスト教文化研究所年報14 92.3
朝倉 文市 内田武彦「中世イングランドの聖者伝説と神秘思想」山口書店,1990年 英語少年137−2 91.5
出村みや子 宮本久雄監修「盛期ギリシア教父」平凡社,1992年 キリスト教文化研究所年報15 ノートルダム清心女子大学キリスト教文化研究所 93.3
樋笠 勝士 加藤武「アウグスティヌスの言語論」創文社, 1991年 創文326 創文社 91.10
稲垣 良典 Leo J. Elders: The Philosophical Theology of St. Thomas Aquinas, E. J. Brill, Leiden, 1990. 中世思想研究34 中世哲学会 92.10
稲垣 良典 R. L. シロニス「エウリゲナの思想と中世の新プラトン主義」創文社, 1992年 創文337 創文社 92.10
伊藤 博明 Eugenio Garin,Ermetismo del Rinascimento イタリア学会誌41 91.10
伊能 哲大 トマス・ボーンケッター「新世界カトリック教会史」エンデルレ書店,1992年 カトリック新聞308 92.10
菊池 伸二 横山絃一「パリとアヴィニヨン」人文書院,1990年 歴史と地理424 山川出版社 90.8
加藤 雅人 Kathrine H.tachau, Vision and Certitude in the Age of Ockham: Optics, Epistemology, and the Foundations of Semantics, 1250-1345, Leiden, 1988. 中世思想研究33 中世哲学会 91.9
菊池 伸二 G.Bonner, God’s Decree and Man’s Destiny, Studies on the Thought of Augustine of Hippo, London, 1987. 中世哲学研究9 京大中世哲学研究会 90.10
菊池 伸二 M. Masi, Boethiau Number Theory, A Translation of the De Institutione Arithmetica, Amsterdam, 1983. 中世哲学研究11 京大中世哲学研究会 92.10
熊田陽一郎 Werner Beierwaltes (hrg.): Begriff u. Metapher. Sprachform des Denkens bei Eriugena, Heidelberg,1990. 中世思想研究34 中世哲学会 92.9
宮本 久雄 ニュッサのグレゴリオス「モーセの生涯」(谷隆一郎訳),偽ディオニュシオス「神名論」「神秘神学」(キリスト教神秘主義著作集1) 本のひろば キリスト教文書センター 93.2
宮本 久雄 ブロンデル「行為」(増永洋三訳), 創文社, 1990年 創文323 創文社 91.7
水垣 渉 平石善司「フィロン研究」創文社, 1992年 中世思想研究34 中世哲学会 92.9
水落 健治 Marcia L. Colish: The Stoic Tradition from Antiquity to the Early Middle Ages. I. Stoicism in Classical Latin Literature E.J.Brill, 1985. 中世思想研究32 中世哲学会 90.9
水落 健治 Mark Amsler: Etymology & Grammatical Discourse in Late Antiquity and Early Ages, John Benjamin, 1989. 中世思想研究33 中世哲学会 91.9
水田 英実 稲垣良典「抽象と直観—中世後期認識理論の研究」創文社,1990年 中世思想研究32 中世哲学会 90.9
長倉 久子 Nissink, J.B.M. (ed.) The Eternity of the World: in the Thoght of Thomas Aquinas and His Contemporaries, Studien und Texte zur Geistesgeschichte des Mittelalter, Leiden, Brill, 1990. 中世思想研究34 中世哲学会 92.9
中川 純男 Johannes van Oort; Jerusalem and Babylon, A Study into Augustine’s City of God and the Sources of his Doctrine of the Two Cities, E. J. Brill, 1991. 中世思想研究34 中世哲学会 92.9
中山 善樹 Erwin Waldschütz: Denken und Erfahren des Grundes—Zur philosophischen Deutung Meister Eckharts, Wien/Freiburg/Basel, 1989. 中世思想研究34 中世哲学会 91.9
荻野 弘之 F. W. Norris, Faith Gives Fullness to Reasoning; The Five Theological Orations of Gregory Nazianzen, Brill (Leiden) 1991. 中世思想研究34 中世哲学会 92.9
荻野 弘之 ニュッサのグレゴリオス「雅歌講話」新世社,1991年 ふぁみりあ13 聖ドミニコ宣教修道女会 91.10
大山 悟 F.V. ステンベルゲン「トマス哲学入門」(稲垣良典・山内静海共訳)白水社,1990年 大神学院紀要4 福岡サン・スルピス大神学院 90.11
岡部由紀子 加藤武「アウグスティヌスの言語論」創文社,1991年 中世思想研究34 中世哲学会 92.9
K.リーゼンフーバー Eberhard Schockenhoff: Bonum hominis. Die anthropologischen und theologischen Grundlagen der Tugendethik des Thomas von Aquin, Mainz, 1987. 中世思想研究32 中世哲学会 90.9
佐々木 亘 Oscar J. Brown: Natural Rectitude and Divine Law in Aquinas, An Approach to an Integral Interpretation of the Thomistic Doctrine of Law, Toronto, 1981. 中世哲学研究10 京大中世哲学研究会 91.10
渋谷 克美 清水哲郎「オッカムの言語哲学」, 勁草書房,1990年 中世思想研究33 中世哲学会 91.9
清水 哲郎 Marilyn McCord Adams: William Ockham, 1987 中世思想研究32 中世哲学会 90.9
清水 哲郎 稲垣良典「抽象と直観」創文社,1990年 創文317 創文社 90.12
R・L・シロニス Dermont Moran: The Philosophy of john Scottus Eriugena. A Study of idealism in the middle ages, Cambrigde, 1989. 中世思想研究34 中世哲学会 92.9
杉崎泰一郎 鈴木宣明「中世ドイツ神秘霊性」南窓社,1991年 上智史学36 上智大学史学会 91.11
手塚奈々子 宮本久雄「教父と愛智—ロゴス(言)をめぐって—」新世社,1990年 キリスト教文化研究所年報15 ノートルダム清心女子大学キリスト教文化研究所 93.3
手塚奈々子 ニュッサのグレゴリオス「雅歌講話」(大森正樹,宮本久雄,谷隆一郎,篠崎榮,秋山学訳)新世社,1991年 キリスト教文化研究所年報15 ノートルダム清心女子大学キリスト教文化研究所 93.3
浦 英雄 Jan Aertsen: Nature and Creature, Thomas Aquinas’s Way of Thought, E. J. Brill, The Netherlands, 1988. 中世哲学研究10 京大中世哲学研究会 91.10
八木 雄三 M.E.Ingham: Ethics and Freedom. An Historical-critical Investigation of Scoist Ethical THought, Univ. Press of America, 1989. 中世思想研究32 中世哲学会 90.9
山村 敬 V.ロースキィ「キリスト教東方の神秘思想」(宮本久雄訳)勁草書房,1986年,宮本久雄「教父と愛智—ロゴスをめぐって」新世社,1989年 中世思想研究32 中世哲学会 90.9

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