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昭和53年4月~56年3月:『中世思想研究』第23号掲載

このページの目次

 

この目録について 目録1 単行本 目録2 翻訳 目録3 研究論文 目録4 書評

 

この目録について

このページの目録は昭和53年4月より昭和56年3月までのものですが,一部例外があります。また目録の内容は『中世思想研究』の23号(1978年)に掲載されたものを基に作成されています。

ギリシア語はすべてローマ字に変換してあります。また,Web上に掲載するために一部表記が『中世思想研究』に掲載されているものと異なる場合があります。

目録

1 単行本

中世関係文献目録:単行本

著書名 書名 出版社 発行年
安藤 孝行 存在の探求 公論社 S55.4
安藤 孝行 神の存在証明 公論社 S55.4
稲垣 良典 トマス・アクィナス 勁草書房 S54.2
稲垣 良典 トマス・アクィナス 講談社 S54.5
稲垣 良典 信仰と理性 第三文明社 S54.9
稲垣 良典 習慣の哲学 創文社 S56.3
稲垣 良典(共著) 知ることと信じること—哲学入門— 勁草書房 S56.2
今道友信
中山浩二郎
箕輪秀二
有働勤吉編
中世の哲学者たち—中世存在論の系譜— 思索社 S55.7
印具 徹 中世思想 日本キリスト教団出版局 S54.12
印具 徹 聖アンセルムスの生涯—その人格と思想— 中央出版社 S56.2
泉 治典 アウグスティヌスからアンセルムスへ 創文社 S55.2
宮川 俊行 安楽死の論理と倫理 東京大学出版会 S54.6
小柏仁鋭(共著) 「世界の幸福論」所収”セント・オーガスチンの幸福論” 大明堂 S54.3
高橋 亘 アウグスティヌスと第13世紀の思想 創文社 S55.12
山田 晶 トマス・アクィナスの«エッセ»研究—中世哲学研究第二— 創文社 S53.6
山田 晶 在りて在るもの—中世哲学研究第三— 創文社 S54.2

 

2 翻訳

中世関係文献目録:翻訳

著者名 書名 訳者 出版社 発行年
アンセルムス アンセルムス全集 古田暁訳 聖文舎 S55.6
アウグスティヌス 神学論集 赤木善光訳 教文館 S54.1
アウグスティヌス マニ教駁論集 岡野昌雄訳 教文館 S54.3
アウグスティヌス 初期哲学論集(2) 茂泉昭男訳 教文館 S54.4
アウグスティヌス ペラギウス派駁論集(1) 金子晴勇訳 教文館 S54.9
アウグスティヌス 初期哲学論集(1) 清水正照訳 教文館 S54.11
アウグスティヌス 神の国(1) 赤木善光・泉治典・金子晴勇共訳 教文館 S55.9
アウグスティヌス 神の国(4) 岡野昌雄・大島春子共訳 教文館 S55.12
アウグスティヌス アウグスティヌスの教師論 石井次郎・三上茂共訳 明治図書世界教育学選集98 S56.2
バーカー・アレン・アドナー 中世ヨーロッパ政治理論 柴田平三郎訳 御茶水書房 S55.8
J.ダニエル 『キリスト教史』第一巻「初代教会」 共編訳監修 上智大学中世思想研究所(K.リーゼンフーバー,他) 講談社 S55.10
U.ドゥフロウ 神の支配とこの世の権力の思想史 佐竹明,泉治典,中沢宣夫,徳善義和共訳 新地書房 S55.11
マイスター・エックハルト マイスター・エックハルトの説教二篇(ヨハネ4:23とエレミア2:7)—解題と訳— 中川昌治訳 福岡女学院短期大学紀要第17号 S56.2
A.ギラルディ 聖ベネディクト 朝倉文市訳 平凡社 S54.8
E.ジルソン 存在と本質 安藤孝行訳 岡山県玉野市田井4—26—40「自費出版」 S56.1
M.D.ノウルズ 『キリスト教史』第三巻「中世キリスト教の成立」 共編訳監修 上智大学中世思想研究所編(K.リーゼンフーバー,他) 講談社 S56.2
J.コヴァック トマス・アクィナスの美学 津崎幸子訳 勁草書房 S56.3
H.−I.マルー 『キリスト教史』第二巻「教父時代」 共編訳監修 上智大学中世思想研究所編(K.リーゼンフーバー,他) 講談社 S55.12
トマス・アクィナス 神学大全(第11分冊) 稲垣良典訳 創文社 S55.12
シュトラスブルクのウルリッヒ 美について(対訳) 熊田陽一郎訳 美学史研究叢書(4)東京大学文学部美学芸術学研究室 S53

 

3 研究論文

中世関係文献目録:研究論文

著書名 題目 雑誌名 出版社・大学等 発行年
荒井 洋一 アウグスティヌスにおける場所的表現様式について 「東京学芸大学紀要」第2部門第30集 S54.3
荒井 洋一 中世哲学 『人間・世界・神』 博文社 S55.4
荒井 洋一 泣くことはなぜ甘美であるのか 「東京学芸大学紀要」第2部門第32集 S56.1
朝倉 文市 10世紀イギリス修道院改革の性格と限界 紀要「文化学」4巻1号 ノートルダム清心女子大学 S55.3
藤本 雄三 トマス「神の直視」とその視点(De Verit. Q.8.) 「中世思想研究」20号 S53.10
長谷川星舟 第二リヨン公会議とシシリアの晩祷事件 「明の星女子短期大学紀要」2号 S54.1
長谷川星舟 諸改革教皇と東西教会一致運動 「明の星女子短期大学紀要」3号 S56.1
飯塚 知敬 トマス・アクィナスに於ける能力(potentia)の概念について 「中世思想研究」22号 S55.10
今道 友信 論証の限定的自律構造について—アンセルムス研究抄— 「中世思想研究」22号 S55.10
稲垣 良典 トマス・アクィナスにおける形而上学と習慣 「中世思想研究」20号 S53.10
稲垣 良典 トマス・アクィナスにおける習慣と自由 「哲学年報」38号 九州大学文学部 S54.3
稲垣 良典 unum quod convertitur cum ente について 「哲学年報」39号 九州大学文学部 S55.3
稲垣 良典 トマス哲学における存在と意識 『科学と存在論』 思索社 S55.7
稲垣 良典 トマス・アクィナスの trascendentia 論 『中世の哲学者たち』 思索社 S55.7
稲垣 良典 個体における本質と存在 「哲学雑誌」767号 東京大学哲学会 S55.10
印具 徹 倫理学上の根本問題について—人間の意志は果たして自由であるか— 「園田学園女子大学論文集」13号 S53.10
泉 治典 サン・ヴィクトール学派における聖書解釈 「聖書と教会」163号 日本キリスト教団出版局 S54.10
泉 治典 アンセルムスについて 「創文」199号 創文社 S55.7
泉 治典 アンセルムスとアベラルドゥスにおける信仰と理性 「東洋大学文学部紀要」34号 S56.3
金子 晴勇 初期アウグスティヌスの人間学 「基督教学研究」1号 京都大学基督教学研究室 S53.12
金子 晴勇 アウグスティヌスにおける自由意志と恩恵(1) 「国立音楽大学研究紀要」13号 S54.3
金子 晴勇 アウグスティヌスは「奴隷的意志」を主張したか 「日本の神学」18号 日本キリスト教学会 S54.11
金子 晴勇 アウグスティヌスにおける「心」(cor)の概念(2) 「国立音楽大学研究紀要」14号 S55.3
金子 隆徳 トマスの抽象についての一考察 「中世思想研究」22号 S55.10
柏木 英彦 伝ベルナルドゥス・シルウェストリス「アエネイス註釈」について 「慶応義塾大学言語文化研究所紀要」10号 S53.12
柏木 英彦 中世のヒューマニズム 「慶応義塾大学言語文化研究所紀要」11号 S54.12
柏木 英彦 ポワティエのギルベルトゥスにおける言語論理と存在 『中世の哲学者たち』 思索社 S55.7
片柳 栄一 第一の探求する自由 Prima qauerendi libertas 「中世思想研究」20号 S53.10
片柳 栄一 Jesus patibilis—アウグスティヌスの接したヌミディアのマニ教の一断面— 「中世思想研究」22号 S55.10
清田 寛 アウグスティーヌスについての一考察(3)—”De libero arbitrio” 第三巻における”voluntas”と”ignorantia et difficultas”について— 「宗教研究」238号 日本宗教学会 S54.2
清田 寛 アウグスティーヌスの『自由意志論』における「意志」と「無知と困難」について 「大東文化大学紀要」第18号〈人文科学〉 S55.3
小池 三郎 アウグスティヌスにおけるキリストの人性について—聖徒の予定をめぐって— 「基督教学研究」2号 京都大学基督教学会 S54.12
今 義博 アウグスティヌスにおけるintentioの意味(ニ) 「山梨大学教育学部研究報告」29号 S53.12
今 義博 アウグスティヌスにおけるintentioの意味(三) 「山梨大学教育学部研究報告」30号 S54.12
今 義博 アウグスティヌスにおけるintentioの意味(四) 「山梨大学教育学部研究報告」31号 S55.12
近藤 恒一 森の「孤独」から都市の「孤独」へ—ペトラルカのミラノ居住をめぐって— 「イタリア学会史」29号 イタリア学会 S55.9
小杉 みどり トマス・アクィナスにおけるesse とessentiaについて 「中世思想研究」21号 S54.10
小山 宙丸 ニコラウス・クザーヌスにおける「知恵」ノート 「中世思想研究」21号 S54.10
熊地 康正 トマス・アクィナスに於ける現実態としての存在 「哲学論集」9号 上智大学哲学会 S55.10
熊田陽一郎 偽ディオニュシウスシオス・アレオパギテースの「神名論」—その構造と内容— 「中央大学文学部紀要」89号 S53
久山 宗彦 エジプト・中東問題に関する記事 「世紀」30巻(340号,341号,342号,343号) 上智大学 S53.9. 10. 11. 12
久山 宗彦 エジプト・中東問題に関する記事 「世紀」31巻(344号,345号) 上智大学 S54.1.2
久山 宗彦 救済史的観点からの回心—クレメンスの回心過程をめぐって— 「世紀」31巻 (350号) 上智大学 S54.7
久山 宗彦 聖家族のエジプト避難の旅 「あけぼの」24巻(1号,2号,3号,4号,5号,6号,7号,8号,9号,10号,11号,12号) 聖パウロ女子修道会 S54.1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12
松田 禎二 アウグスティヌスの精神的発展—Confessiones lib. I-IXを中心に— 「人文論集」29号 静岡大学人文学部 S53.12
松田 禎二 アウグスティヌスにおける「神の国」の意義 「中世思想研究」21号 S54.10
松本 耿郎 アブー・ル・バラカートの時間論について 「中世思想研究」20号 S53.10
三上 朝造 アベラール『Dialogus』の成立年代について(1) 「史学」(50記念号) 三田史学会 S55.11
峰島 旭雄 神学的思惟 『哲学の論理—哲学的論理学序説—』I のニ 世界書院 S56.2
宮内 久光 善について 「中世思想研究」21号 S54.10
水落 健治 アウグスティヌスにおける神認識への7つの霊的段階—その起源と成立について— 「途上」9号 思想とキリスト教研究会 S53.12
水落 健治 Sentire, Intellegere, Credere—Augustinus Epist. 147 De videndo Deo 1〜iv, 11— 「中世思想研究」22号 S55.10
水落 健治 トマス・アクィナスにおけるイデアの問題—De Veritate q.3— 「途上」11号 思想とキリスト教研究会 S56.2
森 泰男 アウグスティヌス,『創世記逐語注解』における光の創造について(一) 「文理論集」19巻2号 西南学院大学 S54.2
森 泰男 アウグスティヌス,『創世記逐語注解』第一巻における複数の解釈の承認について 「文理論集」20巻2号 西南学院大学 S54.12
森 泰男 アウグスティヌス,『創世記逐語注解』における大空の創造と水の分離について 「文理論集」21巻2号 西南学院大学 S56.2
蒔田 鴨夫 トマスに於ける天使の堕罪について—Sum. Theol., I, qq.62,63 を中心に— 「アカデミア」人文編29号 南山大学 S54.2
中山浩二郎 トマス・アクィナスのカテゴリー論 『中世の哲学者たち』 思索社 S55.7
中山浩二郎 客観的実在の認識について 『科学と存在論』 思索社 S55.7
長倉 久子 ボナヴェントゥラにおける創造の問題 「南山神学」1号 神言神学院 S53.9
長倉 久子 ボナヴェントゥラにおける神と世界 「アカデミア」29号 南山大学 S54.2
長倉 久子 トマスの創造論—ボナヴェントゥラの創造論に対するトマスの批判 「中世思想研究」21号 S 54.10
長倉 久子 神の創造知—ボナヴェントゥラのイデア論序説 「アカデミア」31号 南山大学 S55.2
中川 純男 懐疑の克服—Augustinus, Contra Academicos をめぐって 「大阪教育大学紀要」28号 S55.3
野村 銃一 Ramon Llull の神秘思想についての一考察(1)—”Libre d’Amic e Amat”を中心として— 「倫理学年報」27号 日本倫理学会 S53.3
野村 銃一 Ramon Llull の神秘思想についての一考察(2)—神秘学の哲学的基礎について— 「倫理学年報」29号 日本倫理学会 S55.3
野村 銃一 ルルスの神秘思想—神・人間・世界 「理想」565号 理想社 S55.6
小浜 善信 時間(I)—アリストテレスとアウグスティヌス— 「神戸外大論叢」29-4号 神戸外国語大学研究所 S53.10
小浜 善信 天使における認識と持続について—トマスの場合— 「神戸外大論叢」30-3号 神戸外国語大学研究所 S54.8
小浜 善信 アウグスティヌスにおける時間論 「西日本哲学会会報」27号 西日本哲学会 S54.9
小浜 善信 時の間—Confessiones XI— 「中世思想研究」21号 S54.10
小浜 善信 一世界論—トマスにおける— 「神戸外大論叢」30-4号 神戸外国語大学研究所 S54.10
小浜 善信 アウグスティヌスにおける〈animus〉について 「神戸外大論叢」31-5号 神戸外国語大学研究所 S55.10
小浜 善信 伝達の可能根拠について—Confessiones, XI, 3, 5— 「哲学研究」46-11冊 京都哲学会 S55.12
小田川方子 マイスター・エックハルトにおける「存在」 「麗沢大学紀要」26巻 S53.12
小柏 仁鋭 絶対者に対する畏敬心 「道徳と教育」213号 日本道徳教育学会 S54.3
小柏 仁鋭 悪の起源とその克服について—アウグスティヌス,カント,A.スミス— 「精神科学」19号 日本大学哲学会 S55.3
小沢 和道 quaerere と照明説—アウグスティヌス『教師論』による— 「中世思想研究」21号 S54.10
岡部由紀子 De Doctrina Christiana におけるsignumと知解 「中世思想研究」20号 S53.10
岡部由紀子 「しるし」と解釈(一) 「熊本大学教養学部紀要」人社編 15号 S55.2
岡野 昌雄 告白と愛 中川秀恭編「森有正記念論文集—経験の水位から—」 新地書房 S55.9
岡崎 文明 Thomas Aquinas におけるconversioと時間・瞬間について 「高知大学学術研究報告書」27号 S54.3
岡崎 文明 アウグスティヌスの『独語録』における根本問題 「高知大学学術研究報告書」28号 S55.1
岡崎 文明 Summa Theologiae I, q. 15, a. 1 におけるイデアの基本的性格とイデアの存在論証について 「高知大学学術研究報告書」28号 S55.2
岡崎 文明 Summa Theologiae I, q. 15 とDe Veritate q.3 におけるイデア論の基本的構造 「高知大学学術研究報告書」29号 S56.1
大森 正樹 エックハルトのラテン語著作の意図—「存在」への考察— 「南山短期大学紀要」第8号 S56.1
大森 正樹 エックハルトにおける principium の意味—『創世記』第一章第一節を中心として 「西洋哲学史研究」第2号 京都西洋哲学史研究会 S56.2
大村 晴雄 後期スコラ哲学研究三—Duns Scotus, Ordinatio Prologus について— 「途上」9号 思想とキリスト教研究会 S53.12
大村 晴雄 後期スコラ哲学研究四—Duns Scotus, Ordinatio Prologus について— 「途上」10号 思想とキリスト教研究会 S54.12
大村 晴雄 後期スコラ哲学研究五—Duns Scotus, Ordinatio Prologus について— 「途上」11号 思想とキリスト教研究会 S56.2
K.リーゼンフーバー Der Wandel des Naturbegriffs vom Hochmittelalter zur frühen Neuzeit San Bonaventura maestro di vita francescana e di sapienza cristiana, ˘(Atti, 1974) Pontificia Facoltá Teologia San Bonaventura S51.
K.リーゼンフーバー トマス・アクィナスの現実観について 『人類の知的遺産』第20巻月報14号 講談社 S54.5
K.リーゼンフーバー トマス・アクィナスにおける神の名称と分有 「中世思想研究」21号 S54.10
K.リーゼンフーバー “Malum. V. Patristik und Mittelalter” Historiches Wörterbuch der Philosophie, Bd. 5 Schwabe und Co. AG・Verlag, Basel/Stuttgart S56.1
酒井 潔 トマスの感覚論についての一考察—S.T. I. 17.2.3 における— 「中世思想研究」21号 S54.10
堺 正憲 アウグスティヌスの探求における聖書と哲学との関係について—『教師論』についての一考察— 「中世思想研究」22号 S55.10
渋谷 克美 トマスにおける普遍概念を形成する知性のはたらきについて 「中部哲学会会報」第12号 中部哲学会 S55.3
清水 哲郎 現前する未来—オッカムの論理学〈予定〉理解について— 「途上」10号 思想とキリスト教研究会(以文社刊) S54.12
清水 哲郎 ものの認識から語の知へ—オッカムにおけるnotitia intuitiva— 「途上」11号 思想とキリスト教研究会(以文社刊) S56.2
清水 富雄 「反対の一致」の背景と含蓄—クザーヌスの場合— 「心」第31巻第11号 平凡社 S53.11
清水 富雄 クザーヌスとライプニッツ 「望星」第11巻第2号 東海教育研究所 S55.2
鷲見 誠一 マルシリウス・パドゥアの神法概念 「法学研究」51巻8号 慶應義塾大学・法学部 S53.8
田中 千里 知性の単一性について(アヴェロエス説とトマスの反駁論) 「中世思想研究」21号 S54.10
田中 千里 アヴェロエス研究(トマスのアヴェロエス派反論に反論して) 「研究紀要」第10巻第1号 近畿大学教養部 S53.6
田中 千里 アヴェロエス研究(アリストテレスの作品「生成消滅論」の中注解について(A)) 「研究紀要」第11巻第1号 近畿大学教養部 S54.6
田中 千里 アヴェロエス研究(アリストテレスの作品「生成消滅論」の中注解について(B)) 「研究紀要」第12巻第1号 近畿大学教養部 S55.7
田中 峰雄 形成期のパリ大学と托鉢修道会 会田・中村編『知識人層と社会』 京大人文研 S53.10
田中 峰雄 パリ大学の対修道者闘争とフランチェスコ会 「人文学報」47号 S54.3
田中 峰雄 中世都市の貧民観 中村賢二郎編『前近代における都市と社会層』 京大人文研 S55.10
谷 隆一郎 行為と善についての一試論 「中世思想研究」20号 S53.10
津崎 幸子 トマス・アクィナスにおける«verbum interius»の形而上学 「中世思想研究」21号 S54.10
上野 正ニ アウグスティヌスにおける自由意志と予定について 「哲学論文集」第14輯 九州大学哲学会 S53.9
上野 正ニ Forma Justitiae —アウグスティーヌス『三位一体論』第八巻における神認識についての一考察 「中世思想研究」21号 S54.10
上野 正ニ 未来の生—アウグスティヌス幸福論の一考察 「哲学論文集」第15輯 S54.9
上野 正ニ アウグスティヌスにおける罪の形(species)について 「哲学論文集」第16輯 S55.9
藁谷 敏晴 聖トマスに於ける真理の問題—『真理論』第1問『神学大全』第1部,第16問 『中世思想研究』22号 S55.10
八木 雄三 ドゥンス・スコトゥスにおける「存在の一義性」について 「中世思想研究」22号 中世哲学会 S55.10
山田 晶 トマスのイデア論と残された問題 「中世思想研究」20号 S53.10
山田 晶 トマス・アクィナスにおける«causa rerum»について(承前) 「哲学研究」46巻538号 京都哲学会 S54.
山田 晶 ヘレニズム世界のキリスト教における信仰と理性の問題 「昭和54年科研一般研究(A)成果報告書」 京都大学文学部 S55.
八巻 和彦 ニコラウス・クザーヌスにおける人間の主体性について—Idiota 篇を中心にして— 「中世思想研究」21号 S54.10
八巻 和彦 Artes Liberales における<目的>と<方法>の緊張—セネカとアウグスティヌスを中心として— 「和歌山大学教育学部紀要」人文科学 29集 S55.3
八巻 和彦 ニコラウス・クザーヌスのIdiota 篇における<Idiota>像について 「和歌山大学教育学部紀要」人文科学 30集 S56.3
山村 敬 ヒューマニズムの文脈 「中世思想研究」21号 S54.10
山崎 裕子 アンセルムスの真理探究の方法—”De veritate”に則して— 「哲学論集」8号 上智大学哲学会 S54.10
依田 義右 マルブランシュの「叡智的延長」即ち「延長の概念」と,トマスの「第一質料のイデア」 「中世思想研究」22号 S55.10

 

4 書評

書評者 書誌 雑誌名 出版社・大学等 発行年
荒井 洋一 J.Hick: Evil and the God of Love 「中世思想研究」22号 S55.10
稲垣 良典 山田晶著「トマス・アクィナスの«エッセ»研究」 「中世思想研究」21号 S54.10
稲垣 良典 William J. Hoye: Actualitas Omnium Actuum. Man’s Beatific Vision of God as Apprehended by Thomas Aquinas 「中世思想研究」20号 S53.10
泉 治典 山田晶著『在りて在る者』 「中世思想研究」22号 S55.10
加藤 信朗 Elisabeth Gösmann: Antiqui und Moderni im Mittelalter, Eine geschichtliche Standortbestimmung 「中世思想研究」20号 S53.10
加藤 武 A. -M.La Bonnardière: L’interpréation augustinienne de magnum sacramentum de Ephés. 5, 32. 「中世思想研究」20号 S53.10
熊田陽一郎 B.Brons: Gott und die Seienden, Untersuchungen zum Verhältnis von neuplatonischer Metaphysik und christliches Tradition bei Dionysius Areopagita. 「中世思想研究」21号 S54.10
宮谷 宣史 Goulven Madec: Saint Ambroise et la Philosophie 「中世思想研究」22号 S55.10
森 泰男 岡野訳『アウグスティヌス著作集7』(教文館) 「聖書と教会」1979年10月号 日本基督教団出版局 S54.10
森 泰男 「霊魂不滅論への一つの寄与」C.W.Wolfskeel, De immortalitate animae of Augustine, Text, Translation and Commentary (Grüner Publ. Co.) 「聖書と教会」1979年9月号 日本基督教団出版局 S54.9
中山浩二郎 稲垣良典著『トマス・アクィナス』 『中世思想研究』22号 S55.10
野町 啓 Charles B. Schmit: Cicero Scepticus: A Study of the Influence of the Academica in the Renaissance 『中世思想研究』20号 S53.10
野村 銃一 L.Sala-Molins: La philosophie de l’amour chez Raymond Lulle 『中世思想研究』21号 S54.10
F.ペレス Alfonso Maierù : Terminologia logica della tarda scolastica, Lessico intellestualle Europeo, 8. 『中世思想研究』20号 S53.10
K.リーゼンフーバー Karl-Wilhelm Merks: Theologische Grundlegung der sittlichen Autonomie Theologische Revue 76,1 Ashedorff Münster S55.2
K.リーゼンフーバー K.W.メルクス著『自然法と倫理学的行為の自律』 「カトリック研究」38号 上智大学神学会編 S55.12
K.リーゼンフーバー 存在への誠実な問いかけ(今道友信ほか編『中世の哲学者たち』) 「朝日ジャーナル」Vol.22No.47 朝日新聞社 S55.11
K.リーゼンフーバー Winfried Fauser S.J.: Der Kommentar des Radulphus Brito zu Buch 3 De anima 「中世思想研究」20号 S53.10
K.リーゼンフーバー Winfried Fauser S.J.: Der Kommentar des Radulphus Brito zu Buch 3 De anima Gregorianum 60号 Rome S54.
K.リーゼンフーバー Martin Grabmann: Gesammelte Akademieabhandlungen 「中世思想研究」22号 S55.10
坂口 ふみ G.Leff: William of Ockham 「中世思想研究」21号 S54.10
坂口 昂吉 R.A.Markus: Saeculum 「中世思想研究」20号 S53.10
八巻 和彦 Norbert Herold: Menschliche Perspektive und Wahrheit. Zur Deutung der Subjectivität in den philosophischen Schriften des Nikolaus von Kues 「中世思想研究」20号 S53.10
八巻 和彦 W.Beierwaltes: Identität und Differenz zum Prinzip cusanischen Denkens 「中世思想研究」22号 S55.10
山下 正男 Heinz Enders: Sprachlogische Traktate des Mittelalters und der Semantikbegriff-Ein historisch-systematischer Beitrag zur Frage der semantischen Grundlegung formaler Systeme 「中世思想研究」21号 S54.10
矢内 光一 M. Baltes: Die Weltentstehung des platonischen Timaios nach den antiken Interpreten, Teil Ą 「中世思想研究」21号 S54.10
矢内 光一 M. Baltes: Die Weltentstehung des platonischen Timaios nach den antiken Interpreten, Teil ˘ 中世思想研究」22号 S55.10

:坂口昂吉氏の「昂」は本来,異字体で表記されるべきものです.フォント表示の問題で勝手ながら「昂」を使わせていただきました.

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