日中哲学フォーラムは、2006 年に中国・杭州で第 1 回を開催して以来、哲学の原理的、また現代的な諸問題に日中共同で取り組む場となっており、また日本哲学会の国際交流活動の大きな柱の一つとなってきました。コロナ後では、2023 年の第 7 回(日本・仙台)に続いて、第 8 回フォーラムが2025年の 8 月 16-17 日、中国・北京において開催する運びとなりました。日本側では日本哲学会国際交流委員会が窓口となり、中国側の中国社会科学院と連絡を取りながら準備を進めております。
フォーラムでは、日中それぞれの側からの基調講演のほか、一般報告のセッションの開催を予定しております。今回、日本哲学会の会員のほか、JFPS加盟の各学会の会員のかたから、広く一般報告を募集することにいたしました。分科会では、日本側から合計25 名程度の報告を想定しております。下記の要領に従い、予定論題と要旨を添えてお申し込みください。参加者、とくに若手研究者の参加者を歓迎いたします。なお、応募者多数の場合は、提出された論題と要旨により、日本哲学会国際交流委員会において選考を行ないます。
2025 年 3 月 22 日日本哲学会国際交流委員会
第 8 回日中哲学フォーラムの開催概要
開催日: 2025年8月16日(土)~17日(日)
開催地: 中国・北京・中国社会科学院
全体テーマ: 世界哲学と古典学
(「古典学」は、様々な文化における古典を指します)
* 個別発表については、このテーマに必ずしも縛られる必要はありません。
発表言語: 英語を推奨(日本語、中国語も可)
参加人数: 全体50名程度(日本側25名程度を想定)
費用:
旅費: 各自負担
宿泊: 原則各自負担(昼食・夕食は中国側で負担)
* 2024年12月から中国への短期入国ビザは免除となっています。
報告時間枠: 1人あたり 40分(発表25分、コメント・質問 15 分)
報告申込の要領:
以下の事項を明記の上、予定論題と要旨(日本語の場合 400-600 字、英語の場合 200-300 語)を添えて、以下のフォームでお送りください。フォームには、氏名(およびフリガナ)、性別、年齢(記入する時点の年齢)、所属、肩書き(教授、特別研究員、博士課程 など)、国籍、報告での使用言語をご記載いただく欄がありますので、よろしくお願いします。
申込〆切: 2025 年 4 月10 日(木曜日)
* 応募状況によっては期間を延長しますので、日本哲学会のwebsiteでご確認ください。
申込先: https://forms.gle/KjgXftpHohQueDx97
問合せ: 日本哲学会国際交流委員会 spt2023tokyo☆gmail.com(☆を@に変えてください)
報告の可否は、4 月中に申込者あてに通知します。
報告が決定した方には、後日、予稿集の原稿を提出していただきます。