このたび上智大学中世思想研究所では、以下の講演会を開催する運びとなりました。
「教皇史」を学ぶ —G・バラクロウ『中世教皇史[改訂増補版]』藤崎衛訳(八坂書房)の刊行を記念して—
上智大学中世思想研究所主催/Sophia Open Research Weeks 2021参加企画
【ご挨拶】
上智大学中世思想研究所は、2021年度Sophia Open Research Weeksの一環といたしまして、オンライン(Zoomウェビナー使用)の講演会を開催いたします。今回は、当研究所客員研究員・藤崎衛先生が本年2月に上記の御訳を刊行されたことを記念し、藤崎先生よりご講演をいただきます。
昨今の研究動向、教皇庁の歴史——とりわけその中世的形態の確立——を調べる歴史研究の意義、キリスト教史全体の中での「教皇史」研究の持つ意味、さらには、そもそも教皇庁とは何であるかを、国家制度や近代的な宗教・国家関係との違い、また欧州の国際政治のなかでの立ち位置からご説明いただくなど、お話は多岐にわたることでしょう。司会は当研究所正所員・荻野弘之先生が務めます。
当講演会は、研究者諸氏に開かれていると同様、一般の方々、大学院生・学部学生の皆さま、高校生の方々に開かれております。どうぞすすんでご参加下さいませ(要・事前申込、無料)。
(上智大学中世思想研究所所長 佐藤直子)開催形式:Zoomウェビナー
お申込み(Google form):https://forms.gle/Sg2wBDjefU4a7wAe8
連絡先:上智大学中世思想研究所
03-3238-3822
※参加無料、要事前申し込み。中世思想研究者のみならず他分野の研究者の方、学生の皆様、一般の皆様のご参加も歓迎いたします。