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第50号目次　2008年（平成20年）9月15日発行、定価（3,500円＋税）

「第50号和文要旨」

特別講演

稲垣　良典

『神学大全』の挑戦

 

論文

松村　良祐	トマス・アクィナスにおけるcooperatio　──第一原因と第二原因の文脈におけるこの語の使用を手がかりとして──	和文要旨
横田　蔵人	錯覚と志向性の存在論　──オッカムによるアウレオリ批判をめぐって──	和文要旨

 

研究論文

小村　優太	イブン・シーナー『治癒の書』「霊魂論」における形相受容と直観の働き	和文要旨
桑原　光一郎	トマス・アクィナスの金銭使用論	和文要旨
片上　茂樹	絶対的に考察された本性とは何か　──トマス・アクィナスにおける普遍と知性──	和文要旨
長町　裕司	知性的活動原理における，＜神のimagoの在り処＞の究明　──ドイツ神秘思想成立へ向けての「理論的布石」としてのマイスター・ディートリッヒ──	和文要旨
高木　保年	エックハルトにおける知性認識およびその再帰同一構造について	和文要旨
町田　一	ライプニッツにおける奇蹟と自由　──「目的因の考慮」という視点から──	和文要旨

 

特別報告

特別報告A

岩熊　幸男	Vocales再論	和文要旨
水落　健治	（司会）
矢内　義顕	（特定質問）
関沢　和泉	（特定質問）
岩熊　幸男	（回答）

 

特別報告B

今　義博	エリウゲナの自筆写本をめぐって	和文要旨
中川　純男	（司会）
小浜　義信	（特定質問）
八巻　和彦	（特定質問）
今　義博	（回答）

 

書評

上村　直樹	Catherine Conybeare, The Irrational Augustine
菊地　伸二	Gerald Bonner, Freedom and Neccessity: St. Augustine’s Teaching on Divine Power and Human Freedom
永嶋　哲也	Constant J. Mews, Abelard and Heloise
福田　誠二	Dominik Lusser, Individua Substantia: Interpretation und Umdeutung des Aristotelischen ousia-Begriff bei Thomas von Aquin und Johannes Duns Scotus

 

その他

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