※ 文字の欠落など、PDFの表示に問題がある場合は、以下のページをご覧ください。PDF文書の表示について

第22号目次　1980年（昭和55年）10月20日発行、販売終了

論文

今道　友信	論証の限定的自律構造について — アンセルムス研究抄 —
片柳　栄一	Jesus patibilis — アウグスティヌスの接したヌミディアのマニ教の一断面 —
水落　健治	Sentire, Intellegere, Credere — Augustinus, Epist. 147, De videndo Deo. 1～iv.11 —

 

研究ノート

堺　正憲	アウグスティヌスの探求における聖書と哲学との関係について —『教師論』についての一考察 —
飯塚　知敬	トマス・アクィナスに於ける能力（potentia）の概念について
金子　隆徳	トマスの抽象についての一考察
藁谷　敏晴	聖トマスに於ける実存文と叙述文の論理的位階に関する一考察
渡部　菊郎	トマス・アクィナスに於ける真理の問題 —『真理論』第1問，『神学大全』第1部，第16問 —
八木　雄二	ドゥンス・スコトゥスにおける「存在の一義性」について — 神と被造物における存在の一義性 —
依田　義右	マルブランシュの「叡知的延長」即ち「延長の観念」とトマスの「第1質料のイデア」

 

第28回中世哲学会大会シンポジウム報告

論題　中世におけるヒューマニズム ――12・13世紀――

中山　浩二郎	（司会）
柏木　英彦	（提題）12世紀のヒューマニズム
日下　昭夫	（提題）13世紀「ヒューマニズム」の一考察
坂口　ふみ	（意見）「生ける言葉」と13世紀のヒューマニズム

 

書評

矢内　光一	M. Baltes: Die Weltentstehung des platonischen Timaios nach den antiken Interpreten, Teil II, Proklos
荒井　洋一	J. Hick: Evil and the God of Love
八巻　和彦	W. Beierwaltes: Identität und Diggerenz zum Prinzip cusanischen Denkens
K．リーゼンフーバー	Martin Grabmann: Gesammelte Akademieabhandlungen
宮谷　宣史	Goulven Madec: Saint Ambroise et la Philosophie
泉　治典	山田晶 著『在りて在る者』
中山　浩二郎	稲垣良典 著『トマス・アクィナス』

 

文献紹介

水垣　渉

最近のグノーシス研究 — 文献を中心とする概観 —

 

国際学会報告

泉　治典	第3回国際アンセルムス学会
小田川　方子	第3回国際エリウゲナ学会
宮谷　宣史	第8回国際教父学会

 

その他

会報・規約

欧文要約