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『中世思想研究』最新号

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第65号 2023年(令和5年)9月20日発行、定価(3,500円+税)

論文

有賀 雄大 カンタベリーのアンセルムスにおける真理と真──アリストテレス流真理概念の拡張
芝元 航平 トマス・アクィナスにおける知性的魂の作用と自存性──アヴィセンナとの比較を手がかりとして
笹路 梨咲子 トマス・アクィナスにおける動物の情念の限界について──なぜ羊は狼に普遍的に敵対するのか
川﨑 えり なぜ〈可能現実存在〉は〈可能そのもの〉に劣るのか?──クザーヌス De apice theoriae を巡る一考察

サーヴェイ論文

菊地 智 『タウラーの教導』(Institutiones Taulerianae)──作品の概要と研究動向

シンポジウム

特集 翻訳としての中世哲学Ⅱ──『形而上学』の読者たち

小村 優太・西村 洋平 〈企画趣旨〉
西村 洋平 〈司会報告〉
小林 春夫 〈連動報告〉ポスト・アヴィセンナ期の哲学と神学
中畑 正志 〈提題〉エネルゲイアは「現実に存在する」ことだろうか?── ὑπάρχεινの翻訳を手がかりに考える
小村 優太 〈提題〉アラビア哲学におけるἐνέργεια/δύναμιςの訳語としての fiʻl/quwwa と,その周辺
内山 真莉子 〈提題〉トマス・アクィナス『形而上学注解』とアナロギア〉

書評

関沢 和泉 Anne Grondeux and Franck Cinato (eds.), Liber Glossarum Digital
菊地 智 Riwanon Rimlinger, Maître Eckhart et les Béguines
本間 裕之 IOANNES DUNS SCOTUS (Giorgio Pini (ed.)), Notabilia super Metaphysicam
大森 正樹 Norman RUSSELL, Gregory Palamas and the Making of Palamism in the Modern Age
Norman RUSSELL, Gregory Palamas: The Hesychast Controversy and the Debate with Islam: Documents relating to Gregory Palamas

誌上合評会

川添 信介,石田 隆太,アダム・タカハシ アダム・タカハシ『哲学者たちの天球──スコラ自然哲学の形成と展開』

その他

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