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『中世思想研究』第66号
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第66号 2024年(令和6年)9月25日発行、定価(3,500円+税)
論文
小沢 隆之 |
『三位一体論』における神の似像の歪みの回復と神を認識することについて |
石田 隆太 |
美が超越概念であることは何を意味するのか──エーコのトマス理解を手がかりとして |
坂田 奈々絵 |
『聖務の理論』における象徴理論──聖体とその象徴性に関する議論を中心に |
長町 裕司 |
クザーヌスにおける否定性理解の究明へ向けて──否定性の脱-基底(Ab-grund) |
シンポジウム
特集 トマス・アクィナスに疑義を呈す Ⅰ──中世における神学と哲学
小林剛・阿久戸義愛・辻内宣博 |
〈企画趣旨〉 |
辻内 宣博 |
〈司会報告〉 |
藤本 温 |
〈連動報告〉無からの創造──ニュッサのグレゴリオス,エリウゲナ,アンセルムス |
小林 剛 |
〈提題〉無からの創造は哲学的に証明可能か──トマス・アクィナス,アラビア哲学,アルベルトゥス・マグヌスに即して |
山崎 達也 |
〈提題〉フライベルクのディートリヒにおけるトマスの聖体論批判──付帯的なものはそもそも実体なしに存在することは可能なのか |
川添 信介 |
〈提題〉トマスの立場とトマスへの立場 |
書評
宮島 舜 |
Frank Griffel, The Formation of Post-Classical Philosophy in Islam |
神田 愛子 |
Sarah Stroumsa, Andalus and Sefarad: On Philosophy and Its History in Islamic Spain |
高石 憲明 |
Rik Van Nieuwenhove, Thomas Aquinas and Contemplation |
阿部 善彦 |
Meister Eckhart, The German Works: 64 Homilies for the Liturgical Year. 1. De tempore / Meister Eckhart, The German Works: 56 Homilies for the Liturgical Year. 2. De sanctis |
菊地 智 |
Rijcklof Hofman, Charles Caspers, Peter Nissen, Mathilde van Dijk, and Johan Oosterman (eds.), Inwardness, Individualization, and Religious Agency in the Late Medieval Low Countries: Studies in the Devotio Moderna and its Contexts |
志田 雅宏 |
神田愛子『マイモニデスにおける神への道程──神の知解と人間の生き方の相関性を巡って』 |
アダム・タカハシ |
原基晶著『ダンテ論──『神曲』と「個人」の出現』 |
その他
会報・規約・著作権規程・投稿規程 |
欧文要旨 |
中世哲学会役員 |