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第19号目次　1977年（昭和52年）11月1日発行、販売終了

論文

高橋　亘	自己認識に就いて — アウグスチヌスとトマス・アキナスの場合
泉　治典	アンセルムス『モノロギオン』における三位一体論とそのトポロギアについて
野町　啓	ボエティウスの認識論 — mens・ratio・intellectus・intellegentia
坂口　ふみ	オッカムの予定論と一つの命題論規則

 

研究ノート

松田　禎二	アウグスティヌスにおける悪の問題
村上　一三	アウグスティヌスにおける自由の問題
水落　健治	中期アウグスティヌスにおける聖書解釈の思想 — De Doctrina Christiana, I.7.7～I.10.10., II.7.9.～II.7.11.
大森　正樹	エックハルトにおける esse の問題 — Exod. 3,14『在りて在る者』解釈を中心として
山田　弘明	ポンポナッツィとトマス・アクィナス — 魂の不死性をめぐって

 

第25回中世哲学会大会シンポジウム報告

論題　中世哲学におけるプラトニズム ――特に善の問題を中心にして――

宮内　璋	（司会）
泉　治典	（提題）アンセルムスにおける ‘Entplatonisierung’ について
K．リーゼンフーバー	（提題）トマス・アクィナスにおけるプラトニズム
松永　雄二	（質問I）
加藤　信朗	（質問II）

 

書評

山村　敬	Ι. Σ. Ρωμανίδης: Ρωμῃοσύνη, Τὸ προπατρικὸν ἁμάρτημα
山本　巍	Jonathan Barnes: The Ontological Argument
山辺　建	田口啓子 著『スアレス形而上学の研究』
加藤　信朗	山田晶 著『アウグスティヌスの根本問題』
F．ペレス	トマス七百周年を記念する諸論文集

 

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